座標寸法|座標を用いて図示する製図方法である

座標寸法

座標寸法記入法は、寸法線寸法補助線が複雑になるような場合、座標を用いて図示する製図方法である。たとえば、多くの穴がある場合、穴の位置、大きさなどの寸法は、座標を用いて表に記す。この場合、表に示すX、Yまたはaの数値は、起点からの寸法を意味する。起点の決定は、基準穴や対象物の一隅など機能や加工条件を考慮して適切に選ぶ必要がある。

座標寸法記入法

座標寸法記入法は、通常の寸法の割り振りでは極めて複雑になるとき、座標として寸法を記入する方法である。特に穴が多いときにこの方法を用いるとシンプルになる。ただし、重なる設計変更などで、外形線とグラフが一致しないリスクがあるため、注意が必要である。

角度と長さ

角度と長さを座標寸法記入法で示す方法である。グラフで角度や長さを記入することで、寸法線を省略することができる。

穴径だけを規定する場合

座標記入法に似た方法として、穴径のみを別で表示する方法がある。下記はA、Bで示したが、グラフで示してもよい。ミスは比較的少ない。

特定の長さ寸法のみを規定する場合

特定の長さをアルファベットで規定し、グラフで長さを振る方法がある。

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