三針法
三針法は、ねじの有効径を測定する方法で、比較的簡単かつ精密に測定できる方法である。三針法は、三針をねじの有効径のところ、あるいは有効径のごく近くのところでねじ山の斜面に接触させ、円筒の外径を測定し、計算から有効径を算出する方法である。ねじの有効径はねじの基本となる値のため、はめあいや強度を図る際に重要な指針となる。
有効径の測定方法
三つの針をそれぞれのねじの谷に挟んで、そこをマイクロメータで測定する。針の径とねじピッチから、Mの寸法を測定することができる。
針径
針径は次式から測定できる。