パッキン

パッキン

パッキンは、流体をシールするために用いられる機械要素で密封装置に広く用いられている。断面形状や材質によって多くの種類がある。

リップパッキン

リップパッキンとは、シール部の形状がリップ(唇)の形をしたパッキンである。流体に力がかかったときに、それより大きな圧力がリップの先端付近に生じる構造によって、流体の漏れを防ぐ。形状によってUパッキン、Vパッキン、Lパッキンなどがある。

Uパッキン

Uパッキンは断面がU字形になっており、油圧シリンダ、空圧シリンダのロッド、ピストンなどに利用される。その形状はYに近いものや断面が非対称形になっているものなど種類は多岐にわたる。シール性も優れ、摺動抵抗も少ない。

Vパッキン

Vパッキンは、断面がV字形になっており、油圧シリンダに使われている。必要な圧力に応じて複数枚重ねて、その上下に押さえとしてアダプタをはさんで組み込む構造になっている。JISでは、布入りゴムのVパッキンとゴムのVパッキンが規定されている。

スクィーズパッキン

スクィーズパッキンとは、ゴム状弾性体を相手面の溝に圧着させて密着させる。Oリング、Xリング、Dリングなどがある。運動時の接触圧力分布が一定していないことや、 始動時の摩擦や運動時の摩耗がリップパッキンより大きいという特長がある。

Oリング

Oリングは、断面が0字形をしているパッキンである。アメリカで航空機の油圧系統用の規格化されて以来、半導体・原子力、油圧・空圧機器など幅広く使われている。Oリングは、幅広い圧力範囲で利用でき、シールに方向性がなくコンパクトで使いかってが良いため広く使われている。

Xリング

Xリングは、断面がX字形をしている形状である。わずかなつぶししろで、ねじりにも強く、始動・運動の際の摩擦も小さいというメリットがあるが、剛性がないため低圧箇所のみに使われる。Oリングに比べて数がでないため、コストは高い。

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