コンプレッサ
気体を高圧にまで圧縮し、有用なエネルギー源や空気動力の供給手段として広く活用される装置がコンプレッサである。空気やガスを効率的に押し込むことで多くの産業分野を支え、工場の生産ラインや冷凍機器、自動車のターボチャージャなど、その用途は極めて多岐にわたる。また現在では省エネルギー化の観点から、より効率的で低消費電力なコンプレッサの開発も進み、世界各国の企業が新技術や材料の研究に取り組んでいる。
コンプレッサ
一般的にコンプレッサは、外部から取り込んだ気体を内部の機構によって圧力を高めることで、後段に高圧のエネルギーを供給する。圧縮作業の主体となるのはピストンやロータといった回転部品であり、これらの動きによって気体を押し出している。インテークや排気弁などの弁機構を組み合わせることで、必要な圧力域を維持したまま連続的に排気することが可能である。
今日は圧縮機【コンプレッサ】のメンテナンス
いつもありがとう(>ω<) pic.twitter.com/sCzBoaxZYW— 世界の旬太郎@🍄8900 (@genesis0814hal7) March 22, 2025
種類と用途
主な種類としてはレシプロ型、ロータリー型、スクリュー型、ターボ型などに大別される。以下のように構造や原理が異なるため、用途に応じて使い分けられている。
- レシプロ型:ピストンを往復運動させて気体を押し込む。比較的小容量・高圧向き。
- ロータリー型:ロータの回転で連続的に気体を圧縮。振動や騒音が低く、稼働が安定している。
- スクリュー型:2つの螺旋状ロータで気体を巻き込みながら圧縮。大容量空気供給や連続運転に適する。
- ターボ型:タービンの羽根を用いて気体を加速しつつ圧縮。高流量が必要なプラントや大型設備に広く利用される。
コンプレッサの種類
🔽スクロール、ロータリー、ターボ pic.twitter.com/9lVImAia1W— nezumi (@e_shion06) December 6, 2021
圧縮の仕組み
気体を圧縮する際、体積を小さくすれば圧力は上昇するという熱力学の原則が基盤となる。例えばレシプロ型ではシリンダ内部のピストンが上下動することで、取り込まれた気体が狭められ、排出弁を通じて高圧の気体として送り出される。一方でロータリー型やスクリュー型では回転運動を中心に設計されており、摩擦や熱の管理が圧縮効率の向上に大きく寄与する。こうした各種構造はそれぞれの産業現場の要求仕様に合わせて選定される。
IHI:軽量・小型で世界最高レベル出力の電動ターボコンプレッサを開発https://t.co/Sgb54DJQsY
大容量空気浮上式ガス軸受の組み合わせにより,大型の永久磁石モータのロータやコンプレッサのインペラーを空気浮上。
上空でも大量の圧縮空気を供給でき,燃料電池推進システムによる飛行の実現が可能 pic.twitter.com/NvZtbkjaKA— ゆきまさかずよし (@Kyukimasa) June 16, 2023
産業とコンプレッサ
製造業では、組立ラインのエアツールやロボットアームの動力源としてコンプレッサが不可欠である。塗装ブースに供給する空気や、工作機械で用いられるクーラント散布装置にも圧縮空気が利用される。また冷凍・空調分野では冷媒を循環させる際にcompressorの働きが重要であり、食品保存や空調管理など、私たちの生活を間接的に支えている。
クーラONで電磁クラッチ配線を抜いて置きクラッチ板を少し差込プラグを入れると電磁クラッチが動作でプレートがプリーに引き寄せられ!
プーリの駆動がコンプレッサーの軸を回す構造!
成る程実に簡単な仕組だ!とほほ、、、、
クラッチ盤なら簡単なのに、まあ〜仕方ない
コンプレッサ分解出来る! pic.twitter.com/r51HEyfEiO— popi (@popi33) June 3, 2018
エネルギー効率と課題
強力な圧縮力を発揮する一方、動力源として多くの電力や燃料を要することがコンプレッサの課題の一つである。効率化を図るためには内部での空気漏れ防止や熱損失対策が大切であり、インバータ制御やエアタンクの最適化などの研究が進む。メンテナンス面では潤滑油の品質と交換時期、シール部品の摩耗や劣化などを定期的にチェックし、運転効率と安全性を確保する必要がある。
【工場エアはタダじゃない】
現場が暑かったので、継手を集めて"エア垂れ流し"の即席送風機を製作。涼しいと評判だったが、すぐ工場長から呼び出し。「お前なぁ、空気はタダでも圧縮エアはタダじゃねえんだぞ」
工場の電気代は20〜30%はコンプレッサが占めるらしい。エア消費は"コスト"なんだね。 pic.twitter.com/fSi9oNpeOm
— しぶちょー (@sibucho_labo) August 15, 2023