アモルファス合金
アモルファス合金 (Amorphous Alloy : 非晶質合金) とは、アモルファスの結晶(固体状態でありながら液体のように結晶構造をもたずに原子が無秩序に並んでいる)をもつ非晶質合金で、そのため通常の金属にはない強度と粘りを持つ合金である。金属とは異なり、粒界を持たないため、腐食とは異なる耐食性も持つ。結晶粒界をもたず電源効率が高いことから磁気回路部品材料として使われている。
製造方法
アモルファス合金の製造方法は、溶融金属を回転している銅製ロールに射出することで、急速に冷却して製造する。そのため、遠心力が働くため薄い形状のものが多い。