『国家』 Politeia プラトン

『国家』 Politeia

理想国家を説いたプラトンの対話篇。国家を統治・防衛・生産階級の三つに分け、それらの分業が正しく行われれば国家が秩序のある正しい状態になって正義と幸福が実現する。そのためには善のイデアを認識した哲学者が統治する哲人政治が必要とされる。また、国家全体の秩序と調和を保つためには、個人の私的利益は制限されるべきだとされ、家族の共有や私有財産の否定が説かれる。

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