高邁の精神|デカルト,アリストテレス

高邁の精神

高邁とは、人格がすぐれて気高いこと。デカルトアリストテレスで重要視された。

アリストテレスにおける高邁な精神

アリストテレスによれば高邁は徳の一種である。中庸を重視し、高邁さが不足すると卑屈となり、過剰になると虚栄に陥ってしまうとした。

デカルトにおける高邁な精神

デカルトはみずからの自由な意志によって、外部の影響から生まれた受動の作用である情念を制御し、最善と判断したことを実現しようと意志することが、高邁の精神であると説いた。それゆえ、デカルトによれば、みずからの意志によって情念を支配できる理性的な自由な精神をさす。

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