鉛|Pb,融点が低く、鋳造しやすい金属

鉛(Pb)

鉛(Pb)は融点が低く、鋳造しやすい金属である。また放射線を透過しにくい、耐食性も高く、とくに濃硫酸に侵されないなどの特質がある。しかし、鉛中毒とよばれる人体への有害性があるため、近年は使用を控える傾向にある。

硬鉛

硬鉛とは、アンチモン(Sb)を3.5~8.5%程度添加した亜鉛(Pb)である。PbはSbを添加することで硬度をますことが利用された素材である。電気的用途や構造用途、放射線遮へいなどに用いられている。

活字合金

また、活字合金とは、アンチモン(Sb)を20%程度、すず(Sn)を10%程度添加した鉛合金で、以前は活字印刷に利用されていた。

はんだ

はんだとは、Pb-Snの合金で、はんだ付けに使われていたが、環境や人体への影響から現代では使われていない。代用品としてSn-Ag-Cuの合金は、無鉛はんだが使われるようになった。

低融点合金

低融点合金とは、Pb-Sn-Bi-Cdの共晶合金である。電気ヒューズ、温度検知式消火弁などに利用されている。