縄文人の起源

縄文人の起源

縄文時代に日本にいた縄文人の起源はさまざまであるが、アイヌ説、コロポックル説、現日本人説、日本人説とある。大陸の血をひく弥生人が日本にくると、縄文人は痕跡を残していない。これを戦争によって駆逐された、と考える説と、縄文人と平和的に混血・融和したと考える説がある。

縄文時代

縄文時代

目次

アイヌ説

アイヌ説は、人骨研究から縄文人は現在の日本人とは異なりアイヌ人と同じものだとした説。明治以後、小金井良精が唱えた。

コロポックル説

アイヌ説に反対して平井正五郎が唱えたもので、現在の日本人ともアイヌ人と異なるという説である。縄文人は、アイヌの伝説に見られる小人のことで、アイヌによって北方に追われたコロポックルであるとした。

原日本人説

日本の原住民族と考える説を原日本人説という。原日本人は現在の日本人ともアイヌとも異なる人種で、時代の経過とともに大陸や南方系との混血によって日本民族が、北方系との混血によってアイヌが生じたとされる。大正になってからの清野謙次が説いた。

日本人説

昭和になって長谷部言人が唱えたのが日本人説である。外国人が日本に渡米し混血した上で、縄文時代以後、混血民族と呼ぶほど大量の異人種の混入はなく、縄文人が現在の日本人の祖先だとする。