硬さ試験|ショア、ブリネル、ロックウェル、ビッカース

硬さ試験法

材料の硬さを調べる代表的な硬さ試験法としてショア硬さ試験、ブリネル硬さ試験、ロックウェル硬さ試験、ビッカース硬さ試験がある。いずれも材料の硬さは、第一に、硬度の試験方法をきめて、それにともなう結果を定義する方法がとられている。

目次

ショア硬さ試験

ショア硬さ試験とは、ダイヤモンドをつけたおもり(ハンマ)を、試験片に一定の高さから落下させ、そのはね上がりの高さで硬さを測定する方法である。硬さを表す単位としてHS(Shorehardness)を用いる。

ブリネル硬さ試験

ブリネル硬さ試験は、試験片の表面に、標準の硬さを持つ一定の超硬合金球を一定荷重で押し付け、そのくぼみの直径から硬さを求める試験である。硬さを表す単位としてHB(Brinellhardness)、HBS、HBWを用いる。

ロックウェル硬さ試験

ロックウェル硬さ試験とは、測定子としてダイヤモンド円すい、鋼球または超硬合金球を用い、基準荷重を加え、次に試験荷重を加え、再び基準荷重に戻したとき、前後二度の基準荷重におけるくぼみの深さの差を測定して硬さを表す測定方法である。硬さを表すのにHR(Rockwellhardness)を用いる。
圧子の種類や荷重により各種スケールがあり、A、B、C、D、E、F、G、H、K、N、Tを基礎とし、スケールA、C、Dのロックウェル硬さに対しては、HRの
記号の前に硬さの値を、最後にスケールを表す文字を付ける。
[例] 59HRC:ロックウェル硬さは59HR、Cスケールで測定。

ビッカース硬さ試験

ビッカース硬さ試験は、押し込み硬さ測定方法のひとつで、試験片に四角すいのダイヤモンドを押し付け、できたくぼみの対角線の長さで硬さを算出する試験方法である。硬さを表すのに(HV;Vicker hardness)を用いる。名称の由来はイギリスの鉄鋼会社ビッカース=アームストロングである。


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