直接民主主義|政治学,ルソー,古代ギリシア

直接民主主義

直接民主主義とは、国民が政治に直接参加し、最終的な意志決定を行う制度。代表者を選挙する間接民主制(代議制)と対をなす。

目次

ルソーの直接民主主義

ルソーは、主権とは人びとの一般意志の行使であり、他人によって代表され得ないと説き、全人民が集会に参加して直接に意志を表明する直接民主主義をとなえた。ルソーは、「イギリス人は選挙のときだけ自由であるが終われば奴隷になる」と、イギリスの代議制を批判した。そして、直接民主主義が可能であるための国家の理想として、市民全員が参加できうる小さな組織を考えており、各市民は、権利や財産にできうるかぎり均等であって、国家宗教があるほうが望ましいと考えていた。

古代ギリシアの民主主義

直接民主制は、古代ギリシアアテネの民会で直接民主制が取られていた。選挙権は18歳以上の男性市民が1人1票持っており、身分違いにかかわらず保有していた。代表者は選挙ではなくクジで決めていた。立候補の制度では、権力者や富豪が優勢であり、賄賂などが発生し易いからである。また、長く続けると不正をするため、1年交代であった。特に指導者はその中で1日交代で決められていた。専門の官僚組織は持たず、市民全員の交代制で行われていた。

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