目的論的自然観|アリストテレス,カント

目的論的自然観

目的論的自然観とは、自然は、一定の目的によって合目的に規定されているという自然観のことをいう。これに対し、機械論的自然観は、世界を単なる物体の運動として捉える自然観である。

目的論的自然観

目的論的自然観

目次

アリストテレスの目的論的自然観

アリストテレスはすべての存在者はみずからのうちにある可能性を現実化していく運動のなかにある。種子は木に成長する可能性を自らのなかにもち、木は木材になる可能性を自らの中にもち、木材は机になる可能性をもつ。なにかはなにかになるための可能性があり、目的論的な関連を持っている。

カントの目的論的世界観

カントの目的論的世界観は、自然を統一的に説明する原理として目的を導入し、反省的判断力によって対象からその根拠となる普遍的なものを求める。そして、その対象が目的にかなう合目的性をそなえているものと見なした。