放射性炭素による年代測定法

放射性炭素による年代測定法

動植物が死ぬと体内に含まれる放射性炭素14Cが一定速度で崩壊し、5700年ほどでもとの量の半分になる原理を応用した年代測定法である。放射性炭素は二酸化炭素としてつねに空気中に存在し、動植物はこれを体内に吸収する。生きている間は吸収と分解が平衡するが、死ぬと分解だけが進行する原理を応用して、リビーによって発明された。

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世界最古の土器

国内最古の土器は1万6000年前となり、世界的に土器の発生は9000年前と考えられているので、日本にある土器は世界的に見ても極めて古い土器となる。放射性炭素測定は少しの誤差が大きなずれになる可能性が指摘されており、また、最近ではロシア北東部や中国など東アジア地域で1万数千年前の土器も発見されているので、今後の研究次第ではより古い土器も発見されるかもしれない。(参考:縄文時代)

神奈川県夏島貝塚

1959年、日本で初めて神奈川県の夏島貝塚のカキ殻を測定したが、その年代がおおよそ9千年前という数字が出た。当時、縄文時代は4000年前と考えていた当時の学会に衝撃を与えた。


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