思慮 (フロネーシス)|アリストテレス

思慮 (フロネーシス)phronesis

アリストテレスが説いた知性的徳の一つ。実践知とも訳される。善悪を分別し、行動や態度の適切さを判断する実践的な能力で、学問的知識(エピステーメー)、知恵(ソピアー)、知性(ヌース)に分けられる。思慮によって行動や感情について中庸を判断し、まわりの状況に応じた適切な行動をとることができる。『ニコマコス倫理学』において述べられている。