力のつりあい|ベクトルと方向

力のつりあい

力のつりあいとは、物体に働く複数のがつりあっている状態のことをいう。通常、物体が静止しているときは、がつり合っている状態にあるといえる。なお、力がつりあっている状態でもモーメントがつりあっていないときは回転する。

力のつり合い

複数のがあるにもかかわらず、物体が静止しているときはがつりあっている状態にある。このとき、それぞれのの合計は0になる。

ラミの定理

ラミの定理とは、下図のように同一平面上にある、それぞれのF1,F2,F3がつりあっている状態にあるとき、の大きさと角度の関係をいう。

EXCELで計算する。

薄いオレンジのところに数字を入力すると、ラミの定理が計算できます。

座標表現

X,Y軸方向の分離機F1,F2,F3がそれぞれ(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)のときには次式が成り立つ。下記には1点に働く場合と着力点が異なる。

1点に働く力がつりあうための条件式

着力点が異なる力がつりあうための条件式

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