亜鉛(Zn)|融点が低く、鋳造性に優れる

亜鉛(Zn)

亜鉛(Zn)は、融点が低く、鋳造性に優れる青白色の金属光沢をもつ、もろい金属である。比較的安価な素材で広く使われている。特にダイカスト用亜鉛合金と金型用亜鉛合金の需要が高い。

犠牲防食作用

亜鉛(Zn)はイオン化傾向が鉄(Fe)よりも強いため、鉄(Fe)と接して存在すると、亜鉛(Zn)が先にイオン化する。このため、Znが存在する限りは、鉄(Fe)が腐食しない。これを犠牲防食作用という。

トタン

鉄(Fe)に亜鉛(Zn)をめっきした板材をトタンという。しかし、Znが溶け出すことによる防食であるため、食品容器には利用できず、主に屋外での利用となる。

亜鉛ダイキャスト合金(ZDC)

亜鉛ダイキャスト合金(ZDC)は、鋳込み温度が低く、寸法精度の高い鋳造が期待できる。耐食性の面からニッケルクロムメッキをすることが多い。