中田1号横穴墓|装飾横穴墓

中田1号横穴墓

中田1号横穴墓は、東北に装飾横穴墓九州の型と類似移住者による築造か590年頃福島夏井川の河口に開けた平野の南端の丘陵に、一つの横穴墓がつくられた。玄室は2室からなり、入念な下絵を描いたのち、後室には赤と白で3段の連続三角文が華麗に描かれ、床も全面が赤く塗られている。

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装飾横穴墓

装飾横穴墓型は中田1号横穴墓を始めとして、福島県や宮城県に多く見られる。人物や動物、武器武具などが華麗に表され、なかには叙情性をもつものさえある。装飾横穴墓はそのほか、熊本県地方に見られるが、肥後型とよばれる特徴的なつくりを持っている。東北の装飾横穴墓にはこれらとの共通性がみられ、東北の横穴墓を築いた人々は九州からの移住者だった可能性を示唆している。