ユダヤ人|ユダヤ教を信じるイスラエルの民

ユダヤ人

ユダヤ人とは、ユダヤ教を信じる人々である。ヘブライ人とも呼ばれる。ユダヤ教を信じていれば、人種や話している言葉に関係なくユダヤ人とされる。ユダヤ教は当時出現したイエスの処刑を行ったと聖書に書かれたため、キリスト教社会で迫害されることとなる。

目次

ユダヤ教

ユダヤ人とはユダヤ教を信じる者と定義される。ユダヤ教は現在のイスラエルを中心に信者がおり、日本でもよく知られる宗教のひとつである。紀元前から存在しており、選民思想と一神教を特徴とすることから、迫害されていた。

嘆きの壁

嘆きの壁とは、ユダヤ人にとっての聖地で、かってユダヤ人が建設し、約2000年前にローマ帝国によって破壊された神殿の一部である。いまも残る西壁は、夜間に夜露に濡れ、それがユダヤ人の悲しい歴史を嘆いているようにも見えるため、嘆きの壁と呼ばれるようになった。信心深いユダヤ教徒が、壁に向かって聖書が読まれる。

ユダヤ人迫害

もともとキリスト教は厳格主義をとるユダヤ教に対するアンチテーゼとして生まれ、ユダヤ教で身分の低かった弱者の間で信者が広まった。このイエスとキリスト教に対してユダヤ人は脅威に感じたため、ローマ帝国と策謀し、イエスを十字架にかけた。このことは、キリスト教徒が信じる『新約聖書』に書かれており、以降、キリストを十字架にかけた者として、ヨーロッパのキリスト社会で迫害されることとなる。

離散(ディアスポラ)

ユダヤ人は、紀元前にエルサレム周辺に王国を築いていましたが、一世紀にローマ帝国によって滅ぼされ、ユダヤ人たちはヨーロッパ各地に離散(ディアスポラ)しました。

高利貸し

中世のヨーロッパでは、お金を扱う金融業は「汚い仕事」と見られ、差別されていたユダヤ人が担うことになる。金融業で経済力をつけたユダヤ人は、キリスト教徒から妬みを買い、ユダヤ人に対する偏見が助長された。

ユダヤ人虐殺

第二次世界大戦中のナチス・ドイツで大規模な虐殺(ジェノサイド)が行われた。アウシュビッツ収容所などで知られるが、ユダヤ人の虐殺はドイツでけでなく、ドイツが占領したヨーロッパ全土でユダヤ人の迫害が行われた。ドイツ本国では、18万人、ポーランドでは260万人、ルーマニアでは75万人、ドイツ占領下のソ連も75万人のユダヤ人が殺された。ヨーロッパ全体では、約600万人が虐殺されたと言われる。

イスラエル

ドイツに虐殺されたユダヤ人は国際的な同情をあつめ、またイギリスが独自の国の建設を約束したことから、ユダヤ人にとって約束の地であるパレスチナにイスラエルという国が建国された。イスラエルには、世界各地からイスラエルへの帰還を希望する人々が帰国を申請している。

エルサレム

エルサレムはユダヤ人にとっての聖都で「平和の町」あるいは「美女神の基礎」に由来すると言われる。イスラエルはエルサレムを首都と宣言しているが、国連決議では、国際管理と決められ、イスラエルの主張は国際的には認められていない。

中東戦争

第二次世界大戦後、パレスチナの地を巡ってイスラエル・ユダヤ人とパレスチナ・アラブ人の間で中東戦争が起こる。4回の大規模な戦闘が行われたが、戦争の収拾がつかず、泥沼化した。


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