モラリスト|ルネサンス

モラリスト moralist

モラリストとは、謙虚な姿勢で人間の真実や生き方を追求した思想家を指す。特に16〜17世紀のフランスで、随筆(エッセー)・格言(マキシム)・ 警句(アフォリズム)など自由な表現形式によって、ありのままの人間の生活や心理を観察し、人間の生き方を探究した思想家たちをさす。彼らは、人間の具体的な生き方を考察し、人間性を浮き彫りにするために体系的な論理をさけて自由な表現形式を採用した。また、キリスト教の精神や、ギリシア・ローマの古典的教養を身につけ、それらをもとに調和のとれた理性的で健全な人間性を探究した。

代表的なモラリスト

ミシェル・ド・モンテーニュ
ブレーズ・パスカル
フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー