プラトンの著書

プラトンの著書

プラトンの著書は大きく三つのグループがある。
第一のグループは、主に道徳的卓越性の追求や勇気や徳や性質に関わる初期の対話篇からなっている。
第二のグループは、プラトンの学説をのべているグループ。『国家』。<形相の理論>とそれに関係する認識論、そして人間の魂とその運命について。
第三のグループは、論理的問題、分類と区分と呼ばれる弁証法のグループ。『法律』、『政治家』、『ピレボス』など。イデアと形相同士の関係が徳のような広い一般性をもつ形相をその様々な下位区分へと分析することによってどのように解明されるのかを示す。

青年期  アカデメイア以前、ソクラテスの死後、まもなく著作を始める

小ヒッピアス  ・・・偽りについて
アルキビアデス ・・・人間の本性について
ソクラテスの弁明
エウテュプロン ・・・敬虔について
クリトン    ・・・義務について
大ヒッピアス  ・・・美について
ラケス     ・・・勇気について
トラシュマコス ・・・正義について
プロタゴラス  ・・・ソフィスト達について
イオン     ・・・イリアスについて
リュシス    ・・・友愛について
クテュデモス  ・・・争論家について
メネクセノス  ・・・追悼演説について
メノン     ・・・特について
ゴルギアス   ・・・弁論について

中期 アカデメイア創設後、第二回シケリア旅行までの20年間で書かれたもの。ソクラテスを主人公とした対話編。イデア論が展開されている。

パイドン    ・・・魂について
パイドロス   ・・・美について
国家      ・・・正義について
パルメニデス  ・・・イデアについて
饗宴      ・・・愛について

後期 第二回 シケリア旅行以後に書かれたもの。

ソクラテスは一人物としてしか書かれてこない。プラトンの関心が価値から論理学や弁証法(ディレクティステス)。
ソフィステス  ・・・存在について
政治家     ・・・君主制について
ピレボス    ・・・自然について←神話的宇宙論
法律      ・・・律法について←立法について
エピノミス   ・・・哲学者について
書簡