ノモス(人為)|社会の法律や制度,習慣

ノモス nomos(人為)

ノモス(人為)とは、社会の法律・制度・習慣など、人間がつくりあげた人為的なものをさす。古代ギリシアで活躍した哲学者の間で、ピュシス(自然)の対立概念として使われた。たとえば、ソフィストは、ピュシス(自然)とノモス(人為)を対比させ、宗教・法律・制度・習慣など人為的につくられたノモスは、民族や国家によって相対的であり、絶対的なものではないと説いた。なお、このことからも古代ギリシアにおいて、ピュシス(自然)が真のあり方と考えていたことがわかる。