タップ加工
タップ加工とは、めねじ(穴にねじ山を作る)加工のことをいい、タップを切ると表現する。
ハンドタップ
手回しで使うハンドタップは「先」、「中」、「あげ」の三種類がありそれぞれ挿入しやすいように食いつき部が通常9山、5山、1.5山となっている。手回しで作ることから微妙な調整ができるため、精密の加工の際にハンドタップでめねじ穴を作る。
マシンタップ
マシンタップは機械で作るタップで「中」としてつかうことが多い。ハンドタップに比べて、微妙な調整ができにくいため、下穴深さに余裕をみるか、貫通穴にする。どうしても厳しい下穴で行う場合は、タップの先端を落とすタップを作る。
タップの下穴
下穴径は、ねじ呼び径―ピッチとすることが多い。