サンスクリット文学|『マハーバーラタ』,『ラーマーヤナ』

サンスクリット文学

サンスクリット文学は、インド文学のなかでも最古の二大叙事詩といわれる『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』は、クシャトリヤの活躍をたたえるもので、マウリヤ朝時代にその原型が作られグプタ朝時代に完成された。また、グプタ朝時代に当時、宮廷を中心に古典文化復興の気運が起こり、サンスクリット(梵語)文学の黄金時代を築いた。その中でも戯曲家・詩人のカーリダーサは傑作の戯曲『シャクンタラー』を発表し、現代でも親しまれている。

目次

『マハーバーラタ』

『マハーバーラタ』は、世界最大の叙事詩で、前10世紀ごろのバーラタ族の二大分派間の戦いをうたった。

『ラーマーヤナ』

『ラーマーヤナ』は、コーサラ国の王子ラーマの事績を述べた。ともにインド文字の傑作であるが王者や武人を主人公としている点に、かれらの社会的地位の向上とその活発な動きが想像される。

カーリダーサ

カーリダーサは、5世紀グプタ朝の詩人・戯曲作家である。チャンドラグプタ2世の宮廷で活躍したといわれ、仙人の娘シャクンタラーとドゥフシャンタ王の数奇な恋を主題とした『シャクンタラー』は、サンスクリット文学の最高峰として知られる。


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