クシュ王国|古代エジプトをも支配した黒人王国

クシュ王国

クシュ王国は、前10世紀の後半になって、ハム系黒人のクシュ人がナパタ(Napata)を中心に現代のスーダン付近にあった王国である。古代エジプトと交流があり栄えたが、クシュ王国は、前8世紀にはエジプトに進出し、1世紀近く支配した。いわゆる第25王朝(エチオピア王朝)である。しかし、最終的にはアッシリアの侵入を受けて撤退する。

クシュ王国の滅亡

当初はナイル川中流のナパタに首都をおいていたが、南のメロエ(Meroe)に移して存続した。紀元前後より周辺の遊牧民やエチオピアのアクスム王国(Axum)に圧迫されて弱体化し、ついに4世紀前半に後者の攻撃をうけて滅亡した。

遺跡

アフリカ奥地やインド洋と古代エジプトを結ぶ交易の中継地として繁栄し、古代エジプトから学んだ製鉄技術をさらに奥地の黒人アフリカ社会に伝えた。ナパタやメロエには、アペデマーク神殿やアモン神殿、キオスク、ピラミッドなどの遺跡が残る。

クシュ王国の文化

クッシュ王国は独自の文化があり、鉄製の使用や独自の文字であるメロエ文字など独自色の文明を気付いた。