アレクサンドリア
アレクサンドリアは、マケドニア王国のアレクサンドロス大王が支配の拠点と東西融和のため各地に作った都市である。特にエジプトのアレクサンドリアが有名で、前331年、ナイル川のデルタ河口に建設した。アレクサンドロス大王の死後、プトレマイオス朝の都となり、政治・経済・文化の中心として繁栄した。人口100万をこえ、「世界の結び目」と呼ばれ、ヘレニズム世界最大の中心地となった。
アレクサンドロスの街
アレクサンドロスは強大な征服地にギリシア人の植民市を建設し、自分の名をつけた。このアレクサンドロスの街が古代ギリシアの文化とオリエントの文化融合の拠点となる。
ムセイオン
ムセイオンは、アレクサンドリアに開設された研究機関である。プトレマイオス朝の保護を受け、古代自然科学および文献学研究の中心となり、多くの学者を輩出した。ミュージアム(博物館)の語源となった。
セラピスの神殿
エジプトとギリシアの神を融合させたセラピスの神殿が建てられている。