やすり

やすり

やすりとは、バリ、面取り、寸法の調整、さび落としなど多様な目的として行われる加工で、紙やすりや金属やすりなどがある。製造現場では基本的な加工のひとつで、先にあげた方法以外の様々な応用的手法で使われている。

やすり目の大きさ

やすり目の大きさは、荒目・中目・細目・油目がある。目の細かいほど仕上面は滑らかになる。荒目ほど削りやすいので、正しい基礎形状に仕上げ、順に細かい目のやすりで修正しながら進む方法で行われる。正確にやすりで削れるよう、ガイドなどを使って行われる。

新しいやすり

新しいやすりを使う場合、黄銅→鋳鉄→鋼の順に使うとよい。やすり目は目づまりを嫌うため、目こぼれを避けるため、比較的硬度の低い銅や銅合金からはじめ、鋳鉄、最後に鋼を用いる。

丸やすり

丸やすりとは丸みがついたやすりである。鋼板にあけられたきり穴をやすり加工で繰り広げる場合に、径の近い丸やすりを使う。

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