『哲学原理』デカルト

『哲学原理』デカルト

『哲学原理』とは、デカルトによって書かれ、人間の認識や物体の原理について述べられている。真理の認識の原理として、「我思う。ゆえに我あり」が説かれ、また「神は運動の第一原因であり、宇宙の内に常に同じ運動量を維持する」と説かれ、神によって宇宙全体の物質と運動が創造された後は、その量は不変であり、物質の相互作用の中で運動の全体的な絶対量は保存されるという、現在の科学のエネルギー保存の法則の内容が述べられている。

『哲学原理』デカルトからの引用

神も空も物体もないと仮定する。そして我々自身も手足はないし身体はまったくないと考える。しかし、そう考えている我々は存在しない、ということはありえない。考えているそのとき、考えている本人がいない、というのは矛盾している。「我思う。ゆえに我あり」という認識はある方法で哲学しようとする者提示される、もっとも確実な第一級の認識である。