『クリスティーナ大公妃への手紙』ガリレオ・ガリレイ

『クリスティーナ大公妃への手紙』ガリレオ・ガリレイ

ガリレオ・ガリレイがトスナカ公国のクリスティナ大公妃にあてた手紙の中の言葉で、科学と神学の関係についてガリレオ・ガリレイの考えを語っている。自然には数学的に把握できるもののみが実在することをあらわす。宇宙という偉大な書物を学ぶためには、数学的な要素を読み解かねばならないが、色・味・香りなどは人間の主観的な印象であり、物体の本来の性質は、大きさ・重さ・速度など数量的に測定できる数学的要素である。ガリレイは、それらの数量的な要素のあいだに成り立つ一定の関数関係を発見し、数学的に定式化することによって、近代科学を基礎づけた。

「ありのままの文法的な意味につねに縛り付けられていたら、かえって誤りに陥るかもしれない」

「感覚的経験が我々の眼前におき、また必然的な論証がわれわれに立証するようなものは、どんなものも聖書の様々な箇所の証言に基いて疑われたり、(ましてや断罪されたり)すべきではない。というのも、そうした証言も言葉の背後に何らかの文字通りではない意味を隠しているかもしれないからである」

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