姿勢公差|正しい姿勢から指定した寸法数値の範囲内のずれ

姿勢公差

姿勢公差とは、加工されたあるいは組み立てられた部品が描かれた図形の理論的に正しい姿勢から指定した寸法数値の範囲内のずれであることを求める公差である。姿勢に対する幾何公差で指定され、平行を表す平行度、直角を表す直角度、傾斜を表す傾斜度で表される。姿勢公差には、基準となる面が必要で、その面にデータムを指定する必要がある。

平行度

平行度とは、基準面(データム面)に対していかに平行であるか、を示した公差である。

データム直線、平面に対して平行な幾何学的直線、平面からのずれの大きさ

直角度

直角度とは、基準面(データム面)に対していかに直角であるか、を示した公差である。

データム直線、平面に対して直角な幾何学的直線、平面からのずれの大きさ

傾斜度

傾斜度とは、基準面(データム面)に対していかに直角であるか、を示した公差である。

データム直線、平面、すなわち理論的に正確な角度をもつ幾何学的直線、平面からのずれの大きさをいう。

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