『ガリア戦記』|カエサルが書いたガリア遠征の記録

『ガリア戦記』

『ガリア戦記』(前58~前51年)のガリア遠征における、カエサル自身の記録である。当時のガリア・ゲルマニア・ブリタニアの情勢を知ることができ、古ケルト・古ゲルマン研究の重要史料とされている。武人らしい雄揮で無駄のない文体で書かれたラテン散文の傑作で民衆の人気を集めた。

カエサル

カエサル

カエサル

カエサルはローマ軍を率いて前58年~前51年までの数年間、ローマ帝国の支配下に置くため、ガリアからブリタニアにいたる広範な地域を遠征した。その記録を戦記に残し、これをローマに伝えることでカエサルは民衆の支持と人気を集めた。

ガリア戦記

軍人であるカエサルが、7年間、なにを考え、ガリア人はどう抵抗してきたかを書き、その様子を知ることが出来る。兵力の数、兵器の紹介、作戦の判断の根拠、行動、心理的描写などが生き生きと描かれている。

プロパガンダ

カエサルは『ガリア戦記』を、当時のローマの支配権を握るため、政治的広告を意図して公表した。そのため、カエサルは自身を三人称(「私は・・・」ではなく、「カエサルは・・・」)で書かれている。

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