古代ギリシャ

世界史

ギリシア悲劇|アイスキュロス,ソポクレス,エウリピデス

ギリシア悲劇 τραγῳδία tragoidia ギリシア悲劇とは、前6世紀から前5世紀にかけて盛んになった古代ギリシアの演劇。韻文・音楽・踊りを総合した舞台芸術。ヨーロッパでは最古の演劇。都市国家アテナイで酒の神ディオニソスに捧げ...
世界史

ポリス|都市国家,アテネ,スパルタ

ポリス polis ポリス(polis)とは、古代ギリシアの都市国家である。前8世紀になると、ギリシア本土と小アジア西岸に生まれた。代表的なポリスはイオリア人がたてたアテネ(最盛期の人口は3万人)、ドーリア人が立てたスパルタ(最盛期の...
工学

モイラ|ギリシア神話,運命の三女神

モイラ モイラ(moira)は、ギリシア神話の運命の三女神で、「運命の糸」を人間に割り当てるラケシス、糸巻きから糸をつむぐクロートー、この糸を切るアトロポスの3女神をさす。その糸の長さによって人間の寿命が決まる。人間にとって寿命は「運...
哲学

カオス|混沌

カオス カオス(chaos)とは、ギリシア語で混沌を意味し、ギリシア神話では万物が発生する以前の神秘的な元初の状態をさす。古代ギリシアのヘシオドスによれば、宇宙は、もともと形無く虚しい状態で万物の原料が区別のない状態で混じり合っている...
人文科学

エピクロス|快楽主義,アタラクシア,隠れて生きよ

エピクロス B.C.341~B.C.270 エピクロスは、エピクロス学派を創設した古代ギリシアの哲学者である。エピクロスはサモス島の植民者の子に生まれ、必ずしも経済的に恵まれていたとはいえないが、父の影響で早くから学問に親しんでいた。...
人文科学

ヘシオドス|古代ギリシアの吟遊詩人,『神統記』

ヘシオドス Ἡσίοδος, Hēsíodos ヘシオドスは、ギリシア北部のボイオティア出身の叙事詩人で、前8世紀ごろ活躍した。主著は『仕事と日々』Erga kai Hēmerai、『神統記』 Theogoniā。小アジアのキュメ出身...
人文科学

アリスティッポス|キュレネ派

アリスティッポス Ἀρίστιππος,Aristippus 紀元前435年頃 - 紀元前355年頃 アリスティッポスは、キュレネ学派の創始者であり、キュニコス学派のアンティステネスと反対に快楽主義を唱えた。 ア...
人文科学

アンティステネス|欲望を満たすより、狂気になる方が私には好ましい

アンティスナス Antisthenes 紀元前444年 - 紀元前365年 アテナイ出身。キュニコス学派の創始者。「欲望を満たすより、狂気になる方が私には好ましい」 禁欲主義 快楽からの自由が強調され、快楽の追及は徹底...
人文科学

プロタゴラス|ソフィスト,「人間は万物の尺度である」

プロタゴラス Protagoras B.C.500‐B.C.430? アテネで活躍したソフィストの一人。トラキアのアブデラ出身。相対主義の立場にとってポリスの青年達の教育を行う。ソクラテスを筆頭に多くの哲学者から批判される傾向にあるが...
人文科学

ソフィスト|古代ギリシアの知識人,相対主義と弁論術

ソフィスト   sophists  古代ギリシアで活躍した弁論家たちを総じてソフィストと呼ぶ。プロタゴラス・ゴルギアス・プロディコスらがその代表である。彼らはしばしば相対主義の立場にたち、ソクラテスやその弟子たちと敵対関係にあった。ソ...
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