プラトン

哲学

プラトンの弁証法

プラトンの弁証法 プラトンの真実へのアプローチを、ソクラテスの問答法を受け継ぎ、対話によってのみ真実に導くとしたことから、弁証法と呼ばれる。ただし、ソクラテスが対人であったのに対し、プラトンは思惟自体で自ら自問自答しながら高次の認識に...
哲学

『ソクラテスの弁明』プラトン

『ソクラテスの弁明』プラトン 「国家の神がみを 認めず、青少年を惑わせた」という理由で訴えられたソクラテスが、裁判において陪審員の市民に向かって自分の信念を述べる様子を描いたプラトンの対話篇。彼は, 「アテネという名馬はまどろみやすい...
人文科学

イデア|プラトン

イデア idea イデアとは、もともとは、ものの見える形ものの外見や姿という意味で、プラトンは“イデア”に理性によって認識できる真の実在という意味を与えた。英語のidea(思想・観念)、ideal(理想)の語源である。 私達が普通感覚...
人文科学

ソクラテス|ただ生きるのではなく善く生きるのだ

ソクラテス  Σωκράτης Sōkratēs 紀元前469年頃 – 紀元前399年4月27日 ソクラテスは、古代ギリシアのアテナ出身の哲学者、思想家。倫理学の創始者といわれる。父は彫刻師で、母は助産婦であった。弁論術の長けたソフィ...
哲学

四元徳|プラトン

四元徳 四元徳とは、古代ギリシアで重んじられた知恵・勇気・節制・正義の四つの基本的な徳(アレテー)。プラトンが魂の三分割説に対応させて説いた四元徳が代表的である。プラトンによれば、知恵は善のイデアを認識する理性の徳、勇気は理性に従って...
哲学

実体

実体 実体とは、他のものに依存せず、それ自体で独立して存在するものを意味する。 目次 プラトン アリストテレス デカルト スピノザ カント プラトン プラトンにとって実体とは、理想・普遍的で...
哲学

『響宴』Symposion プラトン

『響宴』Symposion 恋の神エロースをめぐるプラトンの対話篇。ソクラテスの友人で悲劇作家のアガトンの劇がコンクールに優勝したことを祝う席で、友人が順番に恋の神エロースを賛美する話。エロースが、個々の感覚的な美しいものから、より美...
人文科学

プラトンの著書

プラトンの著書 プラトンの著書は大きく三つのグループがある。 第一のグループは、主に道徳的卓越性の追求や勇気や徳や性質に関わる初期の対話篇からなっている。 第二のグループは、プラトンの学説をのべているグループ。『国家』。とそれに関...

新プラトン主義|プロティノスに代表されるプラトン主義の哲学

新プラトン主義 新プラトン主義は、3世紀後半に復興されたプラトン主義哲学である。ギリシア哲学にオリエントの宗教思想が加えられて成立したもので、神秘的な絶対神を想定する思想を展開した。その思想は、アウグスティヌスらを通じてキリスト教に結...
哲学

生得観念

生得観念 生得観念とは、人間が生まれながらに持っている観念。神の観念や善悪の観念が、その例とされる。 目次 プラトン デカルトによる生得観念 ジョン・ロックによる生得観念の否定 ライプニッツのロックへの反論 ...
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