デカルト

哲学

生得観念

生得観念 生得観念とは、人間が生まれながらに持っている観念。神の観念や善悪の観念が、その例とされる。 目次 プラトン デカルトによる生得観念 ジョン・ロックによる生得観念の否定 ライプニッツのロックへの反論 ...
哲学

「我思う。ゆえに我あり」  コギト・エルゴ・スム |デカルト

「我思う。ゆえに我あり」(コギト・エルゴ・スム) Cogito ergo sum 「我思う。ゆえに我あり」(コギト・エルゴ・スム)とは、デカルトの哲学の根本原理であり、直観的で明晰判明な観念として、哲学の基本命題とされた。コギト・エル...
哲学

『哲学原理』デカルト

『哲学原理』デカルト 『哲学原理』とは、デカルトによって書かれ、人間の認識や物体の原理について述べられている。真理の認識の原理として、「我思う。ゆえに我あり」が説かれ、また「神は運動の第一原因であり、宇宙の内に常に同じ運動量を維持する...
哲学

『方法序説』デカルト

『方法序説』デカルト 1637年、デカルトによって発表される。デカルトの学問方法を自叙伝的に述べた。ガリレイが宗教裁判にかけられたことを聞いたデカルトが、地動説を支持する内容の『宇宙論』の刊行をとりやめ、そのかわりに発表した三つの論文...
哲学

心身二元論

心身二元論 心身二元論とは、精神と身体が、それぞれ独立的に実在するもの(実体)であるという説。 デカルトの心身二元論 デカルトの心身二元論は、精神的な思惟ととする“自我”と、空間的な広がりである延長を属...
哲学

『省察』デカルト

『省察』デカルト 『省察』はデカルトの主著で1641年の刊行された。神の存在についての証明や精神と身体を異なる二つの実体とする心身二元論が説かれている。デカルトにとって十分確実な基盤に哲学を立ち上げることを目標としており、数学のように...
哲学

高邁の精神|デカルト,アリストテレス

高邁の精神 高邁とは、人格がすぐれて気高いこと。デカルトやアリストテレスで重要視された。 アリストテレスにおける高邁な精神 アリストテレスによれば高邁は徳の一種である。中庸を重視し、高邁さが不足すると卑屈となり...
哲学

情念|キリスト,デカルト

情念 passion 情念とは、外的から刺激されて生じる感情のひとつ。愛や憎しみなどの激情。またキリスト教における情念(パッションpassion)とは受難を意味する。 デカルト デカルトの心身二元論において、精神が...
人文科学

懐疑論|ヒューム,デカルト

懐疑論 skepticism 懐疑論は、主観的で限られた人間の知性によっては、普遍的・絶対的な真理を知ることはできないという考え方。懐疑論はすべてを疑い、疑いうるもののいっさいについて判断を控える。ヘレニズム時代のピュロンが始祖とされ...
世界史

機械論的自然観

機械論的自然観 機械論的自然観とは、経験的事実の観測から出発し、数量化できるものだけを対象に数学という言語で表現する自然の捉え方であり、そこから近代の自然科学が生まれる。あらゆる自然現象を物体の機械的な運動に還元して説明され、一切の事...
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