FIFA ワールドカップ 2026 スコットランド代表選手一覧
FIFA ワールドカップ 2026 スコットランド代表選手一覧は、2026年に北米3カ国(アメリカ合衆国・カナダ・メキシコ)で開催されるFIFA ワールドカップ 2026に出場するスコットランド代表の登録選手26名を示す一覧である。スコットランドはFIFA ワールドカップ 2026 欧州予選のグループCを首位で通過し、1998年フランス大会以来28年ぶり・通算9回目のワールドカップ出場を果たした。監督はスティーブ・クラーク、主将はリバプール所属のDFアンディ・ロバートソン(92キャップ)が務める。本大会ではグループCに入り、ブラジル・モロッコ・ハイチと同組となった。スコットランドにとっては1998年大会と同じブラジル・モロッコとの再戦となり、歴史的なグループステージ突破を目指す。
登録メンバー概要
スティーブ・クラーク監督は2026年5月19日、ハムデン・パークでワールドカップ登録メンバー26名を発表した。平均年齢は29歳で、プレミアリーグ所属7名・スコティッシュ・プレミアシップ所属8名・セリエA所属1名など、多様なリーグのクラブから構成される。最年長はハーツのGKクレイグ・ゴードン(43歳)、最年少はキルマーノック(レンジャーズからのローン)のMFフィンドレー・カーティス(19歳)である。当初メンバーに選出されていたナポリのMFビリー・ギルモアが5月30日のキュラソー戦で膝を負傷して離脱し、マンチェスター・ユナイテッドのMFタイラー・フレッチャーが追加招集された。フレッチャーはスコットランド代表として80キャップを誇りながら一度もワールドカップに出場できなかった元主将ダレン・フレッチャーの息子であり、話題を集めた。また、MFジョン・マッギン(アストン・ビラ)も負傷のため不参加となり、フレッチャーが最終メンバーに残った。
選手一覧
以下はFIFA ワールドカップ 2026 スコットランド代表選手一覧の全26名である。背番号・ポジション・選手名・所属クラブ・年齢(大会開催時)を示す。
| # | Pos | 選手名 | 所属クラブ | 年齢 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | GK | アンガス・ガン | ノッティンガム・フォレスト(イングランド) | 30 |
| 12 | GK | リアム・ケリー | レンジャーズ(スコットランド) | 36 |
| 21 | GK | クレイグ・ゴードン | ハーツ(スコットランド) | 43 |
| 3 | DF | アンディ・ロバートソン(C) | リバプール(イングランド) | 32 |
| 5 | DF | グラント・ハンリー | ハイバーニアン(スコットランド) | 34 |
| 6 | DF | キーラン・ティアニー | セルティック(スコットランド) | 29 |
| 13 | DF | ジャック・ヘンドリー | アル・イテファク(サウジアラビア) | 31 |
| 15 | DF | ジョン・サウター | レンジャーズ(スコットランド) | 29 |
| 16 | DF | アーロン・ヒッキー | ブレントフォード(イングランド) | 23 |
| 17 | DF | ドミニク・ヒアム | レクサム(ウェールズ) | 31 |
| 22 | DF | ネイサン・パターソン | エバートン(イングランド) | 24 |
| 26 | DF | スコット・マッケンナ | ディナモ・ザグレブ(クロアチア) | 29 |
| — | DF | アンソニー・ラルストン | セルティック(スコットランド) | 26 |
| 4 | MF | スコット・マクトミネイ | ナポリ(イタリア) | 29 |
| 7 | MF | ジョン・マッギン | アストン・ビラ(イングランド) | 31 |
| 11 | MF | ライアン・クリスティー | ボーンマス(イングランド) | 31 |
| 14 | MF | タイラー・フレッチャー | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) | 19 |
| 19 | MF | ルイス・ファーガソン | ボローニャ(イタリア) | 27 |
| 23 | MF | ケニー・マクリーン | ノリッジ・シティ(イングランド) | 34 |
| 24 | MF | ベン・ドーク | ボーンマス(イングランド) | 20 |
| 25 | MF | フィンドレー・カーティス | キルマーノック・ローン(レンジャーズ、スコットランド) | 19 |
| 9 | FW | リンドン・ダイクス | チャールトン・アスレティック(イングランド) | 30 |
| 10 | FW | チェ・アダムス | トリノ(イタリア) | 29 |
| 18 | FW | ジョージ・ハースト | イプスウィッチ・タウン(イングランド) | 27 |
| 20 | FW | ローレンス・シャンクランド | ハーツ(スコットランド) | 30 |
| — | FW | ロス・スチュワート | サウサンプトン(イングランド) | 29 |
注目選手
スコットランド代表には多くの実力者が揃うが、中でもチームの中核を担う選手は明確である。主将のアンディ・ロバートソンはリバプールで長年左サイドバックの主力として活躍し、92キャップはスコットランド歴代2位(歴代1位はケニー・ダルグリッシュの102キャップ)に相当する実績を持つ。予選を通じて2アシスト・11本のキーパスを記録し、攻守両面でチームを牽引した。スコット・マクトミネイはナポリで2024-25シーズンのセリエA最優秀選手賞を受賞した世界レベルのボックス・トゥ・ボックスMFであり、クラーク監督のシステムの中枢を担う。予選のデンマーク戦でバイシクルキックを叩き込んだ場面は、ハムデン・パーク周辺の壁画にも描かれるスコットランドサッカー史に残る一コマとなった。
アンディ・ロバートソン
アンディ・ロバートソン(1994年3月11日生まれ、グラスゴー出身)はリバプールの左サイドバックとして長年プレーし、2018年9月からスコットランド代表主将を務める。2014年に代表デビューを果たして以来、92キャップを積み重ねており、ダルグリッシュの持つ歴代最多記録(102キャップ)まであと10に迫っている。今大会が初のワールドカップ出場となり、32歳のベテランとしてチームを精神的にも率いる存在だ。
スコット・マクトミネイ
スコット・マクトミネイ(1996年12月8日生まれ)はマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2024年にナポリへ移籍してから真のトップ選手として覚醒した。2024-25シーズンはナポリでセリエAのリーグ優勝と個人での最優秀選手賞を獲得し、2025-26シーズンも7ゴール3アシストを記録。代表でも予選で2得点を挙げ、191cmの体躯を活かしたフィジカルプレーと積極的な得点参加でスコットランドを28年ぶりのワールドカップへ導いた立役者である。
監督:スティーブ・クラーク
スコットランド代表を率いるのは1963年8月29日生まれのスティーブ・クラーク監督である。2019年5月に就任して以来、2020年UEFA欧州選手権・2024年UEFA欧州選手権・そして2026年ワールドカップと、3大会連続でスコットランドを主要国際大会の本大会へ導いた。現役時代はチェルシーで右サイドバックとして11年間プレーし、スコットランド代表でも6キャップを得ている。戦術的には直接的な3-5-2または4-3-3を基本とし、セットプレーと二次ボールへのプレッシャーを重視する堅実なスタイルを採用している。
グループCの対戦相手
スコットランドはFIFA ワールドカップ 2026 組み合わせ抽選においてグループCに振り分けられ、ブラジル・モロッコ・ハイチと対戦する。ブラジルとモロッコはいずれも1998年フランス大会でもスコットランドと同組であり、あの大会でスコットランドが敗退した因縁の相手である。初戦(6月13日)はボストン・スタジアムでハイチと対戦し、ジョン・マッギンのゴールにより1-0で勝利した。第2戦(6月19日)はモロッコ戦、第3戦(6月24日)はブラジル戦と続く。史上初のグループステージ突破を目標に掲げるスコットランドにとって、ハイチ戦の白星は幸先の良いスタートとなった。
| 日程 | 対戦相手 | 会場 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2026年6月13日 | ハイチ | ボストン・スタジアム(マサチューセッツ州) | 1-0 勝利 |
| 2026年6月19日 | モロッコ | 未定 | — |
| 2026年6月24日 | ブラジル | 未定 | — |
予選の経緯
FIFA ワールドカップ 2026 欧州予選において、スコットランドはUEFA欧州予選グループCに振り分けられた。6試合で4勝1分1敗・13得点という成績でグループ首位となり、プレーオフを経ることなく自動出場権を獲得した。最終節のデンマーク戦(2025年11月18日)では、スコット・マクトミネイのバイシクルキックが前半3分に決まり、キーラン・ティアニーのロスタイム弾も加わって大きなアドバンテージを得た。予選を通じてチェ・アダムス・マクトミネイ・ライアン・クリスティーが各2得点を挙げ、チームとして攻守のバランスがとれた戦いぶりを示した。
スコットランドのワールドカップ史
スコットランドは今大会が通算9回目のワールドカップ出場であるが、過去8回の出場でグループステージを突破した経験は一度もない。1974年・1978年・1982年大会では惜しくも得失点差や総得点で敗退しており、1978年のアルゼンチン大会では「グループを突破できる実力があった」と今も語り継がれる。1998年フランス大会が前回の出場で、ブラジルとモロッコに敗れてグループ最下位で敗退した。28年の歳月を経て再び立つ世界の舞台で、史上初のラウンド32進出を果たすことが全国民の悲願となっている。FIFA ワールドカップ 2026 FIFAランキングにおいてスコットランドは36位前後に位置しており、グループCでは格上と見なされながらも一発勝負の戦いへの期待は高い。
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