FIFA ワールドカップ 2026 ギリェルメ・アラーナ
ギリェルメ・アラーナ(Guilherme Antonio Arana Lopes、1997年4月14日生まれ)は、ブラジル出身のプロサッカー選手である。ポジションはレフトバックで、2026年1月よりフルミネンセに所属する。攻撃参加を含めた左サイドでの力強いプレーを武器とし、カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジル代表において左サイドバックの正ポジションを担う選手として、FIFA ワールドカップ 2026北中米大会に臨む。
選手プロフィール
ギリェルメ・アラーナのフルネームはギリェルメ・アントニオ・アラーナ・ロペスで、サンパウロ州サンパウロ市出身。身長176cm、体重66kg、利き足は左足。背番号は13番。2005年からコリンチャンスのアカデミーに加入し、10年にわたってユース年代を過ごした。U-20コパ・サンパウロ・デ・フテボル・ジュニオールを含む複数の若年層タイトルを獲得し、クラブ屈指のタレントとして評価されていた。
クラブキャリア
コリンチャンスのトップチームでプロデビューを果たしたギリェルメ・アラーナは、2015年にアトレチコ・パラナエンセへの期限付き移籍でキャリアをスタートさせた。同年8月にはコリンチャンスに復帰し、スポルチ・レシフェ戦でゴールに絡む活躍を見せた。2017年のブラジル全国選手権では32試合に出場して2得点を記録し、その評価が欧州クラブに届いた。同年12月、スペインのセビージャへ1,200万ユーロで移籍。その後イタリアのアタランタへの期限付き移籍を経て、2020年1月にアトレチコ・ミネイロへ加入した。アトレチコ・ミネイロでは主力として定着し、2021年のブラジル全国選手権制覇やコパ・リベルタドーレス決勝進出などチームの躍進を支えた。2026年1月、フルミネンセへ500万ユーロの移籍金で加入し、同クラブと4年契約を結んでいる。
ブラジル代表歴
ギリェルメ・アラーナは2016年から2017年にかけてU-20ブラジル代表として南米ユース選手権に出場した。2019年にはU-23代表として活動し、2020年東京五輪(2021年開催)ではオリンピック代表チームの一員として銀メダルを獲得している。フル代表へのデビューは2021年10月で、ベネズエラとのワールドカップ予選に出場した。2024年のコパ・アメリカにも招集されており、代表通算出場数は29試合(2025年12月時点)に達する。アンチェロッティ体制においても左サイドバックの筆頭候補として位置づけられており、2026年大会ではモロッコ戦の先発メンバーとしてもリストアップされている。
2022年の重傷と復活
2022年9月、アトレチコ・ミネイロ対レッドブル・ブラガンチーノ戦において、ギリェルメ・アラーナは左膝後十字靭帯・内側側副靭帯の断裂および内側半月板・軟骨の損傷という複合靭帯損傷を負った。手術と長期リハビリを要したため、同年11月開幕のカタール・ワールドカップへの出場を断念せざるを得なかった。復帰後、「悔しさを乗り越えて、以前より強くなって戻ってきた」とSNSで語り、そのメンタルの強さも評価されている。その後の南米予選でも6試合に出場し、復活を遂げた。
プレースタイル
ギリェルメ・アラーナの最大の特徴は、守備の安定性と攻撃的な推進力を高いレベルで兼ね備えた点にある。左足からのクロスや縦への突破力は国際舞台でも通用するクオリティを持ち、攻守両面でサイドを制圧するモダンなサイドバック像を体現している。フルミネンセでの2026年セリエA・シーズンでは平均評価7.26を記録しており、安定したパフォーマンスを維持している。対人守備においてもフィジカルの強さを活かしたタックルが持ち味で、ブラジル代表のドリヴァル・ジュニオール前監督から「左サイドバックの第一選択」と位置づけられていた。
FIFA ワールドカップ 2026での役割
2026年北中米大会において、ブラジル代表はグループCに入り、モロッコ・ハイチ・スコットランドと対戦する。ギリェルメ・アラーナはアンチェロッティ監督のもとで左サイドバックの主力として起用が見込まれており、初戦のモロッコ戦でも先発メンバーに名を連ねることが報じられている。右ウイングにヴィニシウス・ジュニオールを擁するブラジル代表フォーメーションにおいて、左サイドバックには攻守に高い貢献が求められる。守備では相手ウイングを封じ、攻撃では前線と連動したオーバーラップで幅と深みを生み出す役割を担う。2022年のカタール大会を負傷で欠場した悔しさを晴らす舞台として、アラーナ自身にとっても特別な大会となる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フルネーム | Guilherme Antonio Arana Lopes |
| 生年月日 | 1997年4月14日(29歳) |
| 出身地 | ブラジル・サンパウロ |
| 身長 | 176cm |
| 利き足 | 左足 |
| ポジション | レフトバック |
| 所属クラブ | フルミネンセ(2026年〜) |
| 背番号 | 13 |
| 代表出場 | 29試合(2025年12月時点) |
主なクラブ歴
ギリェルメ・アラーナのクラブキャリアは、ブラジルから欧州、そして帰国という流れをたどってきた。コリンチャンスでのユース育成から始まり、セビージャではラ・リーガでの経験を積んだ。アタランタへの期限付き移籍期間にはセリエAにも挑戦し、欧州の高強度サッカーに適応した。アトレチコ・ミネイロでの約6年間が選手としての全盛期であり、コパ・リベルタドーレスでも躍動した。フルミネンセへの移籍後もコパ・リベルタドーレスの舞台でプレーを続けている。
- 2014〜2017年:コリンチャンス(ブラジル)
- 2015年:アトレチコ・パラナエンセ(期限付き移籍)
- 2018〜2021年:セビージャ(スペイン)
- 2019〜2020年:アタランタ(イタリア、期限付き移籍)
- 2020〜2026年:アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)
- 2026年〜:フルミネンセ(ブラジル)
主なタイトル・受賞歴
クラブレベルでは、アトレチコ・ミネイロ在籍時にブラジル全国選手権(セリエA)を制覇するなど複数のタイトルを獲得した。代表レベルでは、2020年東京五輪(2021年開催)のU-23ブラジル代表として銀メダルを獲得している。グループCのブラジル代表の一員としてFIFA ワールドカップ 2026北中米大会に挑む今大会は、国際舞台でのキャリア最大の目標に位置づけられる。
- ブラジル全国選手権(セリエA)優勝:アトレチコ・ミネイロ時代
- 東京五輪(2020)銀メダル:U-23ブラジル代表
- U-20ブラジレイロ優勝(2014):コリンチャンス時代
- コパ・サンパウロ・デ・フテボル・ジュニオール優勝(2015):コリンチャンス時代
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