FIFA ワールドカップ 2026 オ・ヒョンギュ|韓国の得点源、世界の舞台へ

FIFA ワールドカップ 2026 オ・ヒョンギュ

FIFA ワールドカップ 2026 オ・ヒョンギュは、韓国代表FWオ・ヒョンギュ(呉賢揆)が2026年北中米ワールドカップにおいて果たした活躍と、同大会での韓国代表の戦いをまとめた記事である。2001年4月12日生まれ、韓国・南楊州市出身の25歳。所属クラブはトルコのベシクタシュJK。身長187cm、ポジションはセンターフォワード。グループステージ第1節チェコ戦で劇的な逆転決勝弾を挙げ、「スーパーサブ」として世界的な注目を集めた。

プロフィールと選手特性

オ・ヒョンギュは、韓国代表のFWとしてW杯2026に背番号18で選出された。南楊州市の出身で、水原三星ブルーウィングスのユースで育ち、メタン高校を卒業後にプロ入りを果たした。187cmの長身を活かした空中戦と、ゴール前での正確なフィニッシュを最大の武器とする。2024年夏にホン・ミョンボ監督が就任してから代表でのパフォーマンスが一変し、途中出場から得点を重ねる「スーパーサブ」として代表チームに欠かせない存在となった。ホン監督の就任以降、代表通算17試合で7ゴールを記録し、そのうち5得点が途中出場からのものである。

クラブキャリア

2019年、水原三星ブルーウィングスでKリーグデビューを果たした。翌2020年から2年間は兵役義務として尚州尚武FCに在籍。2022年に水原三星へ復帰すると13ゴールをマークしてチームの得点王に輝いた。この活躍が評価され、2023年1月にスコティッシュ・プレミアシップのセルティックFCへ加入。2シーズンにわたってスコットランドでプレーした後、2024年7月にベルギーのKRCヘンクへ移籍。ベルギーリーグでも安定した得点力を示し、2026年2月には総額1400万ユーロの移籍金でトルコのベシクタシュJKへ完全移籍し、3年半契約を結んだ。

シーズン クラブ リーグ 出場 得点
2019 水原三星ブルーウィングス Kリーグ1 9 0
2020-21 尚州尚武FC Kリーグ1/2 37 7
2022 水原三星ブルーウィングス Kリーグ1 32 11
2022-23 セルティックFC スコティッシュ・プレミアシップ 11 2
2023-24 セルティックFC スコティッシュ・プレミアシップ 20 5
2024-25 KRCヘンク ベルギー・ファースト・ディビジョンA 27 7
2025-26 KRCヘンク ベルギー・ファースト・ディビジョンA 20 6
2025-26 ベシクタシュJK スュペル・リグ 13 6

FIFA ワールドカップ 2026

韓国代表は2026年北中米FIFAワールドカップのグループAに入り、メキシコ、南アフリカ、チェコと同組となった。オ・ヒョンギュは背番号18でメンバーに名を連ね、グループステージ全3試合に出場した。

第1節 チェコ戦(逆転決勝弾)

6月11日(現地時間)にグアダラハラ・スタジアムで行われたグループA第1節、韓国対チェコ戦は2-1で韓国が勝利した。試合前、オ・ヒョンギュは38度の発熱というコンディション不良を抱えていたことを後に明かしている。後半69分にホン・ミョンボ監督に途中出場を命じられると、80分にファン・インボムのクロスに反応し、ニアサイドへ走り込みながらボールをゴールへ流し込んで逆転決勝弾を記録した。試合後、本人は「監督がチャンスがあれば迷わず打てと言ってくれたことで強い信念を持ってピッチに立てた」と語っている。

第2節 メキシコ戦

第2節ではメキシコ代表と対戦し、韓国は0-1で敗れた。オ・ヒョンギュはこの試合にも出場したが得点には至らず、韓国は1勝1敗の勝ち点3で最終節を迎えることとなった。

第3節 南アフリカ戦とグループステージ敗退

最終節の南アフリカ戦では、ホン・ミョンボ監督はエースのソン・フンミンをベンチに置き、オ・ヒョンギュを最前線でスタメン起用した。前半はスコアレスで終えたものの、後半63分に南アフリカに先制を許し、そのまま0-1で敗れた。この結果、韓国は1勝2敗の勝ち点3でグループ3位に転落。同日に行われたチェコ対メキシコ戦でメキシコが勝利したことで、韓国は決勝トーナメント進出が他グループの結果に委ねられる状況となった。

韓国代表の2026年W杯グループステージ成績

韓国代表は2026年大会にてグループAで戦い、1勝2敗という結果でグループステージを終えた。オ・ヒョンギュはチェコ戦の決勝弾を含め、大会での韓国唯一の輝きと称された。グループ3位での終戦により、決勝トーナメント進出は各グループ3位中の成績比較に委ねられる形となり、韓国国内メディアからは厳しい評価が相次いだ。

対戦相手 結果 オ・ヒョンギュ
第1節 チェコ 2-1 ○ 途中出場・1得点(80分)
第2節 メキシコ 0-1 ● 出場・無得点
第3節 南アフリカ 0-1 ● 先発・無得点

スーパーサブとしての資質

オ・ヒョンギュの「スーパーサブ」としての特性は、2024年夏のホン・ミョンボ監督就任を境に代表の場で開花した。就任以前は代表初出場から10試合連続無得点という苦境が続いたが、監督交代後は途中出場を含む様々な起用法で結果を残し続けた。チェコ戦の決勝弾は、その集大成ともいえる一打であった。ロールモデルとして元オランダ代表のクラース=ヤン・フンテラールを挙げており、センターフォワードとして純粋な得点力を磨いてきた背景が、ワールドカップという舞台での活躍に結びついた。

人物・エピソード

オ・ヒョンギュの両親はどじょう鍋店を経営しており、チェコ戦での決勝弾を受けてその店が韓国国内で話題となった。ベシクタシュJKへの移籍後は、「ヒョンギュ」という名前の発音がトルコ語話者には難解であるとして、トルコのファンやメディアの間で話題になる場面もあった。幼少期は水原三星ブルーウィングスのアカデミーで研鑽を積み、2019年のトップチームデビュー翌日には学校で人気者になったというエピソードも残っている。チェコ戦後には「38度まで熱が上がり、極度のストレスで試合中は走れないと思っていた」と本音を明かすなど、過酷なコンディションの中で結果を出した精神力も注目を集めた。

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