芸術

人文科学

小林秀雄|文芸評論,批評という新しい文学の確立

小林秀雄小林秀雄は、昭和期の文芸評論家で日本の近代批評を確立する。主著は『無常ということ』、『考えるヒント』、『本居宣長』である。東京出身。父はベルギーで学んだ技術者で、幼いころから西洋的な洗練された知性環境の中で育った。東京帝国大学(現東...
文学

井原西鶴|浮世草子,人間の持つ欲の肯定

井原西鶴井原西鶴(いはらさいかく)は、江戸時代前期に活躍した浮世草子作者であり、俳諧師でもある。寛永19年(1642年)に大坂の裕福な町人の家に生まれた。談林派(だんりん)の西山宗因に俳諧を学び、若くして俳諧の世界で頭角を現した。延宝年間に...
日本史

雅楽|日本が誇る最古の宮廷古典音楽

雅楽雅楽(ががく)とは、日本の伝統的な音楽の一つであり、主に宮廷社会で伝承されてきた古典音楽および舞踊の総称である。大宝律令の制定に伴って雅楽寮が設置されて以降、宮中儀式や寺社の祭礼において奏されてきた。中国大陸や朝鮮半島から伝来した外来の...
文学

『ラーマーヤナ』|インドの二大叙事詩のひとつ。

『ラーマーヤナ』『ラーマーヤナ』は、コーサラ国のラーマ王子と貞節な妻シーターの波乱に満ちた物語で、7編2万4000詩句からなっている。『マハーバーラタ』と並ぶ2大叙事詩である。核となった物語は後期ヴェーダ時代にまでさかのぼるが、吟遊詩人らに...
芸術

レオナルド・ダ・ヴィンチ|ルネサンス,『最後の晩餐』

レオナルド・ダ・ヴィンチ Leonardo da Vinci 1452-1679レオナルド・ダ・ヴィンチは、イタリアのルネサンス期の画家・建築家・科学者・発明家。代表作は『最後の晩養』、『モナ・リザ』、研究を記した『手記』。フィレンツェ郊外...
芸術

『神曲』ダンテ

『神曲(La Divina Commedia)』 ダンテ『神曲』はルネサンス期に活躍したダンテ・アリギエーリの代表作。ベアトリーチェとの精神的な愛、当時の混乱していた政治への批判、キリスト教的な思想が込められている。『神曲』の原題はLa D...
社会学

浅草六区|娯楽と芸能の街

浅草六区浅草六区は、東京の浅草に形成された代表的な娯楽街であり、明治以降の都市化とともに劇場、寄席、映画館などが集中した地域として知られる。浅草寺門前の賑わいを背景に、大衆が手軽に楽しめる演芸や見世物が集積し、近代日本の大衆文化を牽引した場...
歴史学

有形文化財|歴史的価値を持つ物件を保護

有形文化財有形文化財とは、建造物や絵画、彫刻など物質的な形態をもつ文化財の総称である。日本においては文化財保護法によって定義され、国や地方自治体がその保存および活用を進めてきた歴史がある。建築技術や芸術手法など、時代ごとの文化的特徴が具体的...
日本史

曇徴(どんちょう)|高句麗の僧,儒教,飛鳥美術

曇徴(どんちょう)曇徴(どんちょう)は高句麗の僧である。610年ごろ、隋との戦争が目前に迫った高句麗によって、日本の軍事援助と引き換えに、隋によって派遣された。他、法定(ほうじょう)という僧侶も伴っていた。曇徴・法定の両名は、小墾田(おわり...
日本史

『秋萩帖』|秋萩帖に宿る雅な筆致と情景の余韻

秋萩帖秋萩帖は、古い仮名書や和歌本文の筆跡を「帖」としてまとめた伝承資料の一つであり、書の鑑賞と学習、ならびに古筆の享受のあり方を示す存在である。題名の「秋萩」は、和歌的な季節感を象徴する語として選ばれた可能性が高く、内容の性格を端的に印象...