日本史

日本史

ラチェット機構|一方向への回転を許容し、逆転を阻止する機械要素

ラチェット機構ラチェット機構(らちぇっときこう、英: ratchet)とは、動作方向を一方のみに制限し、逆方向への運動を確実に防止するための機械要素である。主に歯車(ラチェットホイール)と、それに噛み合う爪(ポール)によって構成される。この...
日本史

役小角|修験道の開祖とされる伝説の呪術師

役小角役小角(えんのおづぬ / えんのおづの)は、飛鳥時代から奈良時代にかけて活動した実在の呪術者であり、後世において日本の山岳宗教である修験道の開祖として仰がれた人物である。一般には「役行者(えんのぎょうじゃ)」の名で広く親しまれており、...
日本史

『カチューシャの歌』|日本初の歌謡曲、中山晋平作曲の哀愁漂う旋律

『カチューシャの歌』『カチューシャの歌』は、1914年(大正3年)に発表された日本の歌謡曲であり、島村抱月が訳し、松井須磨子が歌った劇中歌として知られる。芸術座によるシェイクスピアやトルストイの劇作上演において、観客の情緒に訴えかける新たな...
日本史

上方漁法|江戸時代の関西で発達した高度な漁網技術

上方漁法上方漁法(かみがたぎょほう)とは、江戸時代の前期から中期にかけて、上方(現在の近畿地方、特に摂津国、和泉国、紀伊国などの沿岸部)において発達し、その後、全国各地の漁場へと伝播していった先進的な漁業技術の総称である。従来の零細で個人的...
日本史

『色絵吉野山図茶壺』|仁清の傑作、吉野の桜を彩る国宝。

色絵吉野山図茶壺色絵吉野山図茶壺(いろえよしのやまずちゃつぼ)は、江戸時代前期に京都で活躍した伝説的な陶工、野々村仁清の手による傑作である。満開の桜が咲き誇る奈良の吉野山の景観を、均整の取れた茶壺の曲面に描いたこの作品は、日本陶磁史における...
日本史

安康天皇|雄略期前夜の政変を象徴

安康天皇安康天皇は、古代日本の王権が形成されていく過程に位置づけられる天皇であり、『日本書紀』などの記述によってその名が知られる。5世紀中葉頃の出来事として語られるが、当時の政治や継承をめぐる叙述は伝承性が濃く、史実として確定できる範囲は広...
日本史

大百姓(近世)|江戸時代の村運営を担った有力な本百姓

大百姓大百姓(おおびゃくしょう)とは、江戸時代において、広大な耕地を所有し、村落内で圧倒的な経済力と政治的権限を保持していた有力農民層を指す。彼らは領主(大名や旗本)が村単位で年貢の納入を請け負わせる村請制において、その責任を負う中心的な存...
日本史

一色範氏|初代九州探題を務めた足利一門の重鎮

一色範氏一色範氏(いっしきのりうじ)は、南北朝時代に活躍した武将であり、室町幕府の初代九州探題を務めた人物である。足利氏の一門である一色氏の当主として、足利尊氏に早くから出仕し、建武の乱以降の九州統治の責任者として多大な貢献を果たした。しか...
日本史

格|語句の用法を決定する文法上の役割成分

格格(かく、英: Case)とは、文中に現れる名詞や代名詞、あるいは形容詞や数詞といった名詞句の構成要素が、その文の他の構成要素(特に動詞や述語、あるいは他の名詞句)に対して持つ文法的・意味的な関係を示す言語学的範疇のことである。格は、ある...
日本史

蔵物|中世日本の年貢や公事などの収蔵物

蔵物蔵物(くらもの)とは、江戸時代において、諸藩が年貢米や領内の特産物を換金・販売するために、大坂や江戸などの大都市に設けられた蔵屋敷へ運び込んだ物資の総称である。主に年貢米(蔵米)が中心であったが、各藩の特産品(専売品など)も多く含まれて...