日本史

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円覚寺(鎌倉)|鎌倉五山第二位、時宗創建の禅宗名刹

円覚寺(鎌倉)円覚寺(えんがくじ)は、神奈川県鎌倉市山ノ内に位置する寺院であり、臨済宗円覚寺派の本山である。山号を瑞鹿山(ずいろくさん)と称し、正式名称は瑞鹿山大円覚興聖禅寺という。鎌倉時代後半の弘安5年(1282年)、鎌倉幕府執権の北条時...
工学

いざり機|地機とも呼ばれる日本最古の織機

いざり機いざり機(いざりばた)とは、日本の伝統的な織機の一種であり、織り手が床に座った状態で自らの腰を使い、経糸の張力を調整しながら織り上げる原始的かつ高度な水平織機の総称である。主に結城紬などの伝統的な織物の制作に使用され、その歴史は日本...
日本史

金銀複本位制|金と銀を同時に通貨の基礎とする制度

金銀複本位制金銀複本位制とは、金貨と銀貨の両方を本位貨幣として採用し、それぞれに無制限の法貨としての通用力を認める通貨制度である。国家が金と銀の交換比率(法定平価)を法的に固定し、市場における金貨と銀貨の自由な鋳造と融解を許可することを特徴...
日本史

片山内閣|社会党中心の連立政権による戦後改革の推進

片山内閣片山内閣(かたやまないかく)は、日本社会党委員長の片山哲が第46代内閣総理大臣に任命され、1947年(昭和22年)5月24日から1948年(昭和23年)3月10日まで続いた日本の内閣である。日本国憲法の施行後、最初に行われた総選挙を...
日本史

飛鳥寺|古代寺院の成立と仏教文化の源流

飛鳥寺飛鳥寺は奈良県明日香村に所在する古代寺院で、日本における本格的な寺院造営の嚆矢と位置づけられる。6世紀末の国家形成と仏教受容のうねりの中で創建され、伽藍配置や造像活動を通じて飛鳥時代の宗教・政治・技術を立体的に伝えている。今日の境内は...
日本史

大内家壁書|分国法にみる統治理念

大内家壁書大内家壁書(おおうちけかべがき)は、室町時代から戦国時代にかけて、周防国および長門国を中心に強大な勢力を誇った大内氏が制定した分国法の一種である。本来は「壁書」として殿中の壁などに掲示された単行の法令群が、歴代当主によって継承・増...
日本史

鏑木清方|近代美人画の巨匠、江戸の情調を叙情的に描く

鏑木清方鏑木清方(かぶらききよかた、1878年8月31日 - 1972年3月2日)は、明治時代から大正、昭和にかけての激動の時代を生き抜き、近代日本における風俗画と美人画の最高峰を極めた日本画家であり、同時に優れた随筆家でもある。本名は健一...
日本史

久隅守景|狩野派の異端児、農村の日常を描く

久隅守景久隅守景(くすみ もりかげ、生没年不詳)は、江戸時代前期に活動した狩野派の絵師である。狩野探幽の門下で「探幽門下四天王」の筆頭と目されるほどの技量を有しながらも、後に一門を離れて独自の画風を確立した異色の絵師として知られる。農民の日...
日本史

改正日米通商航海条約|不平等条約を撤廃し主権回復を遂げた象徴

改正日米通商航海条約改正日米通商航海条約は、1911年(明治44年)に日本とアメリカ合衆国との間で締結された通商航海条約である。幕末以来の懸案であった不平等条約の完全な撤廃を目指して結ばれ、日本が国家としての悲願であった関税自主権の完全回復...
日本史

『教行信証』|浄土真宗の根本聖典、絶対他力の救い説く

教行信証教行信証(きょうぎょうしんしょう)は、鎌倉時代初期の僧である親鸞が著した浄土真宗の根本聖典である。正式名称は『顕浄土真実教行証文類(けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい)』といい、浄土真宗の教義を体系的に論述した書物である...