日本史

日本史

一遍聖絵|時宗開祖の生涯を描く国宝の絵巻物

一遍聖絵一遍聖絵は、鎌倉時代後期の1299年(正安元年)に制作された、時宗の開祖である一遍(遊行上人)の生涯を描いた全12巻からなる絵巻物である。一遍の死後10周忌にあたって、弟子の聖戒が詞書を起草し、法眼の地位にあった画僧の円伊が図画を担...
日本史

門田|剛腕と長打で鳴らした土佐の偉才

門田門田(もんた/かどた)は、日本の歴史において中世から近世にかけて存在した荘園制や封建制下における特定の田地を指す呼称である。主に領主の居館(門)の周辺に位置し、領主が直接経営、あるいは特定の農民に耕作させた直営田的な性格を持つ土地を指す...
日本史

紀伊国屋文左衛門|江戸元禄期を代表する伝説的な豪商の生涯

紀伊国屋文左衛門紀伊国屋文左衛門(きのくにや ぶんざえもん)は、江戸時代中期の元禄年間を中心に活躍した伝説的な商人である。紀州(現在の和歌山県)出身で、通称を「紀文(きぶん)」と呼び、材木商として莫大な富を築き上げたことで知られる。嵐の中を...
日本史

鹿島神宮|武神を祀る東国最古級の古社

鹿島神宮鹿島神宮(かしまじんぐう)は、茨城県鹿嶋市宮中に鎮座する神社である。式内社(名神大社)、常陸国の一宮であり、旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社に指定されている。日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社であり、千葉県香取市の...
日本史

化政文化|江戸後期の町人主導による成熟した文化

化政文化化政文化(かせいぶんか)とは、18世紀末から19世紀前半にかけて、江戸を中心に発達した日本の文化を指す歴史用語である。元号の文化・文政期(1804年 - 1830年)に全盛期を迎えたことから名付けられた。主に江戸時代後期の町人階級に...
日本史

興子内親王|後水尾天皇の第一皇女で江戸時代の女帝

興子内親王興子内親王(おきこないしんのう)は、日本の第109代天皇である明正天皇の諱(いみな)である。江戸時代初期の1629年から1643年にかけて在位し、奈良時代の称徳天皇以来、実に859年ぶりとなる史上7人目の女帝として知られる。父は後...
日本史

河内木綿|江戸期に栄えた大阪産の伝統的綿織物

河内木綿河内木綿(かわちもめん)は、現在の大阪府東部にあたる河内国において、主に江戸時代から明治時代にかけて盛んに栽培・生産された綿織物である。非常に丈夫で厚手の生地であり、保温性や吸湿性に優れていたため、庶民の日常着や野良着、暖簾、布団地...
日本史

寛文朱印改め|幕府権力を確立した朱印状の全国的更新

寛文朱印改め寛文朱印改め(かんぶんしゅいんあらため)は、江戸時代前期の寛文5年(1665年)に、江戸幕府が全国の寺院および神社の所領を確定させるため、それまで保有していた朱印状を一旦回収し、一斉に新たな朱印状を交付し直した政策である。前年の...
日本史

石橋湛山|言論で平和と民主主義を貫いた自由主義者

石橋湛山石橋湛山は、大正から昭和にかけて活躍した日本のジャーナリスト、経済評論家、そして第55代内閣総理大臣である。東洋経済新報社において一貫して自由主義的、民主主義的な言論を展開し、戦前には軍部による膨張主義を否定する「小日本主義」を唱え...
日本史

一遍上人語録|捨聖一遍の遊行精神と念仏の真髄

一遍上人語録一遍上人語録(いっぺんしょうにんごろく)とは、鎌倉時代後期の僧侶であり、時宗の開祖である一遍(智真)の言行や詩歌を編纂した記録集である。一遍自身は「書記を遺さず」という徹底した執着の拒絶(捨離)を貫き、自らの著作を焼却したと伝え...