工学

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止めねじ|機械部品の回転や滑りをとめるためのねじ

止めねじ set screw 止めねじとは、セットビスとも呼ばれ、機械部品の回転や滑りをとめるため、ねじを押し込んで部品を固定するために使われるねじである。頭の形状はすりわり付き、六角穴付き、四角頭などがあり、ねじ先の形状は平先、とが...
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小ねじ|ドライバーで回す小さなねじ

小ねじ 小ねじとは、外径の小さい頭付きのねじで、大きな力が加わらない部品の締付けに用いられる。小さいボルトの代わりに用いられることが多く、M1 -M8が主流である。頭には、ねじをまわすための十字穴(プラスドライバ用)や、すりわり(マイ...
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ボールねじ|基本と概要

ボールねじ ball screw ボールねじは、円弧状のねじ溝のおねじとナットの溝の間に多数の鋼球を入れて摩擦力を非常に小さくしたねじである。球が転がることで、効率よく直線運動することができる。また、小さなトルクを増幅して大きな運動を...
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丸ねじ|基本と概要

丸ねじ round thread 丸ねじとは、三頂と谷底の丸みが非常に大きいのが特徴で、薄板でつくられた電球の口金など、ごみや砂などが入りやすい部分のねじに用いられる。 丸ねじ
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のこ歯ねじ|基本と概要

のこ歯ねじ buttress thread のこ歯ねじとは角ねじと三角ねじを組み合わせたねじである。ねじ山がのこ歯状になっており、一方向に大きな力が作用するジャッキなどに用いられる。大きな力が働く方向には摩擦力が小さくなるという角ねじ...
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角ねじ|規格

角ねじ square thread 角ねじとは、ねじ山の断面が長方形(正方形)のねじで、三角ねじに比べて摩擦抵抗が小さく効率も良い。ねじプレス、万力、ジャッキなど、大きな力が働く機械に用いられる。力を軸方向に押す力を発生する装置として...
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台形ねじ|ピッチ精度が高く耐摩耗性に優れているねじ

台形ねじ trapezoidal screw thread 台形ねじとは、ねじ山の断面が台形になっているねじである。角ねじより作りやすく、ピッチ精度が高い。耐摩耗性が優れいてるのが特徴で旋盤などの工作機械やバルブ開閉用に用いられる。J...
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管用ねじ|パイプをつなぐときに用いられるねじ

管用ねじ parallelthread 管用ねじは、管(パイプ)・弁や油圧・空気圧ユニット、機械部品・電気部品などと管(パイプ)をつなぐときに用いられるねじである。管自身にねじを加工する構成のため、シール剤以外の部品を必要としない構造...
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一般メートルねじ

一般メートルねじ 一般メートルねじとは、ねじ山のねじ角度が60°で、ねじ寸法が下記のJIS規格を満たしたmm単位のねじのことをいう。もっとも知られているねじである。並目と細目があり、通常は並目が用いられる。 並目...
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機械要素|機械を構成する要素

機械要素 機械要素とは、結合要素(ねじ・溶接)、動力伝達要素(軸・歯車・カム)、動力制御要素(ばね)、流体伝導要素(管・バルブ)、潤滑要素(軸受・ベアリング)などに代表される機械に使われる機能の総称である。現代では、メカトロニクスの発...
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