世界史

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レオ1世|教皇権強化とフン族交渉でローマ防衛

レオ1世レオ1世(在位440-461)は、古代末期のローマ司教であり、「大教皇(the Great)」として知られる人物である。彼はペトロの首位権を神学と教会法の両面から体系化し、451年のカルケドン公会議で朗読された「レオ書簡」によって、...
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ピルグリムファーザーズ|清教徒が築いた新世界

ピルグリムファーザーズピルグリムファーザーズは、17世紀初頭に信仰の自由を求めてイングランドから北米へ移住した急進的なピューリタンの一団である。彼らは1620年に商船メイフラワー号で航海し、現在のマサチューセッツ州にプリマス植民地を建設した...
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軍人皇帝時代|ローマ帝国の衰退と滅亡,世界史

軍人皇帝時代軍人皇帝時代(235~284)とは、皇帝マルクス=アウレリウス=アントニヌス以降、ローマ帝国滅亡に向かう政治の時代であり、この頃から衰退の一途をたどった。3世紀半ばから各地の軍団がそれぞれ皇帝をたてて抗争する事態となった。軍事力...
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ラ=テーヌ文化|中欧起源のケルト鉄器時代文化

ラ=テーヌ文化ラ=テーヌ文化は、前5世紀頃から前1世紀にかけて中部・西ヨーロッパで展開した後期鉄器時代の文化である。スイスのヌーシャテル湖畔ラ・テーヌ遺跡にちなむ名称で、前期鉄器時代のハルシュタット文化を継承しつつ、渦巻文や蔓草文など曲線装...
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新法党|北宋で新法を推進した官僚勢力

新法党新法党とは、北宋中期に王安石の「新法」を支持し、国家主導の財政再建と軍事強化、社会統治の再編をめざした官僚・知識人の政治勢力である。彼らは皇帝神宗の下で新法を制度化し、地方社会に浸透させることで財政の安定化と兵農分離の是正を図った。対...
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私拿捕船|国家公認の私掠で通商破壊を遂行

私拿捕船(私掠船・プライベティア)定義と基本的な性格私拿捕船とは、戦時に政府が発行する免許状(信任状・私拿捕許可状)を受けた民間人の持ち船で、敵国の商船や財貨を攻撃・拿捕することを認められた船を指す。通常の軍艦が国家の費用で建造・運用される...
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灰陶|黄河文明で出土した土器,鬲,鼎

灰陶灰陶は、黄土地帯のほぼ全域から出土する、青灰色の厚手の粗製土器である。歴史的には、中国の新石器時代の初めに彩陶文化の時代に出現した。形状は様々だが、鬲(れき)と鼎(てい)に代表される三足土器が多く、縄文文様も多い。新石器時代から青銅器時...
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臨時政府|非常時に設ける暫定統治機関

臨時政府近代の政治史において臨時政府とは、既存の正規政府が崩壊したり機能不全に陥ったりした場合に、一定期間だけ国家の統治を担うために設けられる暫定的な政府を指す概念である。革命・戦争・クーデタ・体制転換などの非常事態において政権の空白を埋め...
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『戦史』トゥキディデス|恐怖・名誉・利益の現実主義

『戦史』トゥキディデスアテナイの歴史家トゥキディデスが著した『戦史(ペロポネソス戦争史)』は、前5世紀のアテナイとスパルタの覇権争いを対象に、政治・軍事・社会の相互作用を厳密に分析した古典である。本書は全8巻の体裁で伝わり、出来事の単なる羅...
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王政(ローマ)|建国から共和政へ至る初期ローマ

王政(ローマ)王政(ローマ)は、伝承上の建国者ロムルスに始まり、最後の王タルクィニウス・スペルブスが追放され共和政へ移行するまでの時期を指す。一般に前8世紀半ばから前6世紀末(伝統年代では前753年〜前509年)に比定され、都市国家ローマが...