過保護|青年期,心理学,親子関係

過保護

過保護とは、親が子どもの行動に過度に口出しして、干渉すること。過干渉とも言う。現代は核家族化と少子化の影響で、親の関心が一人の子どもに集中することからり、親の過保護・過干渉が問題となりやすい。過保護・過干渉には愛情の名をかりた子どもへの親の支配欲が隠されており、子どもの成長に“無気力”などの障害を残すことが多い。

目次

過保護によるこどもへの悪影響

児童は親の過保護・過干渉により内的動機づけが欠如することがある。内的動機づけ(intrinsic motivation)とは、いわゆるモチベーションのことで、自らやる気を出して物事に取り組む姿勢や意志である。なにかを得るために報酬(外的動機づけ)を当てにせず、能動的に自ら学び行動することを指す。親子関係の親密さ、愛情の高さは、一概に内的動機づけにいい影響を与えないといえる。

サイモンズによる親子関係理論のモデル

過保護
サイモンズによる親子関係理論のモデル

サイモンズの親子関係理論では、「拒否(rejection)」、「過保護(overprotection)」を両端とするX軸と、
「支配(dominant)」および「服従(subissive)」を両端とするY軸との直交する座標のどこに位置するかによって、無視型、独裁型、甘やかし型、溺愛型という4つの養育態度に分類している。


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