軸継手の選定
軸継手は多くの種類があるため、その選定が難しい。
2軸間の確認
2軸間において、振れ(偏角)、偏心、伝達トルク、回転数、正逆転、バックラッシュについての確認をとる。
偏心
少量の偏角と偏心が許容されているが、偏心は小さく組み立てる必要がある。
カップリングと軸の固定
沈みキーとセットスクリュー(止めねじ)を使う。また、小さいものでは、割り締め(クランピングタイプ)の軸継手、大きいものでは、テーパリングを使う。
オルダム、スリット、ベローズ、たわみ板式
オルダム、スリット、ベローズ、たわみ板式の軸継手がバックラッシュなしとされている。
リジッド、スリワリクランプ、テーパロック
リジッド、スリワリクランプ、テーパロックは2軸の一体化したいときに使う。
ユニバーサルフレキシブル
軸に段差がある場合に使う、一回転する間にねじれによる速度変化が起こる。等速ボールジョイントを用いるときはこの変動は起こらない。
ローラチェーンカップリング
高トルク連続回転用として使われ、摩擦式トルクリミッタは過負荷回避で主に連続型回転用に使われる。