正義|アリストテレス

正義

アリストテレスは知性的徳が習性的徳を制御するというアリストテレスの倫理の基本思想に基づく。知性的徳は知識、技術、思慮、理性、英知が、習性的徳とは勇気、節度、高雅、温和、親切であるが、アリストテレスは自身の徳の考え方を正義の徳を通じて示したといえる。(アリストテレスの倫理学)正義は、全般的正義(ポリスの法の遵守)部分的正義(公正さ)、配分的正義(地位や能力に比例して名誉や財貨を配分)、調整的正義(各人の価値に関わりなく当事者相互の利害・得失が均等になるように調整)にわけられる。

アリストテレス『倫理学』

人間は正しい法律や秩序から離れてしまうと最悪のものになる。 なぜなら不正が武器を持つほどひどいことはないからである。法的な秩序を保ち、正義を行うことが国家の仕事である