曲げ加工

曲げ加工

曲げ加工は、自由曲げとスプリングバックを軽減するための底つき曲げがある。

曲げ加工

曲げ加工では、材料の破断が限界となる最小曲げ半径とスプリングバックやそりを考慮しなければならない。展伸性をもつ材質が使われるが、曲げる前よりも寸法が変化することがある。

材料の方向性

曲げ加工では、材料の方向性を考慮して、曲げ線と直交する方向の伸びが大きいことが適している。

薄板の円筒曲げ

薄板の円筒曲げにおいて素材の展開長さを求める。板厚の中心(中立面)位置で素材の伸縮がないものとした場合、展開長さL、板厚T、円筒外径D、円筒内径d、円周率とすると以下の式となる。

  • 円筒外径Dが与えられている場合
  • L=(D-T)π
  • 円筒内径dが与えられている場合
  • L=(d+T)×π
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