分割統治|ローマ帝国の統治体制

分割統治

分割統治は、ローマが、征服したイタリア半島諸都市を支配するために用いた統治方法である。100以上の征服都市は、ローマ市民とおなじ完全な市民権が与えられた植民市、自治権とローマ市民権の一部(結婚権と通商権)だけを与えられた自治市と、自治権はあるがローマの市民権は認められない同盟市との大きく三種類を分けられた。

分割統治

分割統治

目次

都市の支配

ローマは支配の一環として、諸都市といずれも個別的な条約を結び、それぞれの待遇(権利・義務)に差をもうけることによって、都市間の団結を防ぎ、ローマへの反抗を防いだ。その上で、軍事・外交の宗主権を握り、諸都市を支配した。

軍事支配

ローマは優れた軍事技術を背景にアッピア街道のような軍道や植民市の建設を進めた。植民市は、古代ギリシアポリスにはみられない強力な支配体制にある。降伏した敵の土地を奪い、ローマの領域とし、ローマ市民を送りこんだ。

直接の支配下

植民市を軍事的拠点に次々に設けていったが、いずれも独立した都市ではなくローマの直接の支配下におかれた。

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