主投影図(正面図)
主投影図(正面図)とは、投影図の中でも中心となる図面で、対象物の、もっとも形状のわかる方向で描かれる。
寸法
加工の際に混乱しないため、主投影図に集中して寸法を描くようにする。
向き
- もっとも対象物の情報を与える投影図を主投影図にする。
- 主投影図(図面)は加工者が通常、加工する向きに描く。
- 組立図のように主として機能を表す図面では、対象物を使用する状態に置く。
- 部品図のように、加工のための図面では、加工者が通常、加工する向き(加工量の多い向き)に描く。
- どちらでも良い場合は、横長方向に配置する。
補足の投影図
主投影図の補足するための投影図は、最低限にし、主投影図だけで表せるものに対しては、他の投影図は描かないようにする。寸法補助記号(φやtなど)を使って図形の数は最低限にし、製図能率を向上させることを心がける。