自然状態

人文科学

『人間不平等起源論』ルソー

『人間不平等起源論』 ルソー 『人間不平等起源論』とは、ディジョンのアカデミーの懸賞にルソーが応募した論文である。落選ししてしまったが、1755年に刊行された。第一部では人間の自然状態を自己愛(自己保存の欲求)と他者への憐れみに基づく...
世界史

憐れみ|ルソー

憐れみ ルソーにおける憐れみとは、自然状態において、人間が生まれつき持っている、他人の不幸を悲しむ同情心のことを指す。人間が自然状態であるというとき、トマス・ホッブズにおいては万人の万人による戦争状態であったが、ルソーにおいては、自己...
世界史

ジャン=ジャック・ルソー|思想と生涯

ジャン=ジャック・ルソー Jean-Jacques Rousseau、1712.6.28 - 1778.7.2 ルソーはスイス出身の哲学者、思想家。啓蒙思想。主著は『人間不平等起源論』、『社会契約説』、『エミール』、『新エロイーズ』、...
政治

万人の万人に対する戦い | トマス・ホッブズ

万人の万人に対する戦い 「万人の万人に対する戦い」とは国家や法律のない自然状態を表現した、ホッブズの言葉である。『リヴァイアサン』で語られており、自然状態におかれた人間は、すべての人が各々、自己保存の権利を無制限に追求して自由にふる...
人文科学

トマス・ホッブズ|思想と哲学,社会契約論

トマス・ホッブズ  Thomas Hobbes  1588.4.5 - 1679.12.4 トマス・ホッブズはイギリスの哲学者・政治学者。イギリス・マームスべリー(Malmesbury)に牧師の子として生まれる。フランシス・ベーコンや...
世界史

自然状態|ホッブズ,ロック

自然状態 自然状態とは、国家が成立する以前の法的な拘束のない状態の人間社会を想定したもので、理論上の仮説である。自然状態から社会契約による国家成立(社会契約説)を説明する。トマス・ホッブズやジョン・ロックが唱えた。 ...
世界史

社会契約説|トマス・ホッブズ,ロック,ルソー

社会契約説 theory of social contract 社会契約説とは、国家は個人相互の契約に基づいて成立するという考え方。個人が生まれながらに持つ生命・自由・平等・財産所有の自然権から出発し、その権利を保障するために人民の合...
人文科学

ジョン・ロック|世界についての知識はすべての経験に基づく

ジョン・ロック John Locke FRS 1632~1704 ジョン・ロックはイギリスの哲学者である。政治家。主著は『人間知性論』、『統治二論(市民政府論)』、『寛容についての書簡』。経験主義の基礎づけを行い、世界についての知識は...
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