溶接

工学

溶接設計|適切な溶接とはなにか

溶接設計 溶接設計とは、構造物や製品を溶接する際に、必要な方法、箇所、材料、強度、耐久性、外観、寸法精度を決定する設計のことである。溶接は高い強度で接合できるが、リスクが生まれるため、いかに溶接箇所を減らし、焼ひずみなどを避け、剛性を...
工学

溶接の製図例1|開先に応じた溶接記号

溶接の製図例 溶接の製図の例は下記の通りに表現される。(溶接の製図、溶接の製図例2) 開先の種類 開先とは溶接する面のことで、その形状を表すようにIやKなどアルファベットで書かれている。加工のしやすさ、溶接...
工学

レーザビーム溶接|レーザビームを熱源とした溶接

レーザビーム溶接 レーザビーム溶接とは、レーザビームを熱源として金属やプラスチックなどの材料を溶かして溶接する方法である。レーザには非常に強い集光性があるので、エネルギー密度のきわめて高い強力な熱源として利用できる。レーザビームは高エ...
工学

エレクトロスラグ溶接

エレクトロスラグ溶接 エレクトロスラグ溶接 (Electroslag Welding) とは溶接すべき部分を水冷銅当て金で囲んで溶融スラグや溶融金属が流れ出ないようにスラグ溜まりを作る。このことで空気との接触を防ぎ、溶接面がきれいな仕...
工学

アーク溶接|電気アークを利用した溶接方法

アーク溶接 アーク溶接とは、電気アークを利用して、アークが発生する熱によって溶接部を溶かし、溶加材を加えて溶接する方法である。電極に融点が高く、アーク熱でも消耗しにくい金属を使用する非消耗電極式と溶加材を金属電極とする消耗電極式とがあ...
工学

ガス溶接|酸素とアセチレンを燃焼させる溶接

ガス溶接 ガス溶接とは、ガス(多くはアセチレン)と酸素との1:1で混合させ、噴出燃焼させ高温(約3200℃)で金属の一部を溶融して接合させる溶接方法である。設備が簡易でコストも低く、移動もさせやすいため利便性に優れるが、加熱時間が長く...
工学

隅肉溶接(すみ肉溶接)

隅肉溶接 隅肉溶接(すみ肉溶接)とは、板と板を突き合わせ、そのすみに溶接する溶接方法である。2枚の板に前面にいれる前面隅肉溶接、側面に入れる側面すみ肉溶接これに対して突き合わせ溶接がある。 前面隅肉溶接の引張応力 ...
工学

突き合わせ溶接

突き合わせ溶接 突き合わせ溶接とは、板と板を突き合わせて溶接する溶接方法である。溶接部は板厚から盛り上がるため注意が必要である。これに対して隅肉溶接がある。 引張応力 突合わせ溶接に引張応力がかかる場合...
工学

オーステナイト系ステンレス鋼

オーステナイト系ステンレス鋼 オーステナイト系ステンレス鋼は、フェライト系ステンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼に並ぶ、ステンレス鋼の一種類である。常温でオーステナイト組織が特徴で、耐食性は最も優れている。。炭素量は低く、8%のニ...
工学

アルミニウム合金|特別な特性を付与されたアルミニウム

アルミニウム合金 アルミニウム合金とは、アルミニウム(Al)に他の元素を添加して強度を高めるなどの特性を向上させた素材である。純アルミニウムの引張強さは鉄に劣り構造物に適切ではないが、これにCu、Si、Mg、Mn、Znなどの元素を添加...
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